クジャクの求愛行動 -10ページ目

クジャクの求愛行動

公共の場にいるとき。笑っちゃいけないところでわらっちゃう、
涙ながしちゃいけないところで泣いてしまう。
でも、公共の場ではSHHHH!!!
色んなものに興味がある私は、
全てのモノに羽を広げて求愛いたす。


そして、最終日。



とうとうこの日が来てしまった。

(お疲れ様です。読者の方。)


楽しい事ってほんまあっという間!


最終日は、彼の大親友とその彼女と一緒に公園へ散歩に。

その公園が美しいのなんのって!!!

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王族の私有地だったところを一般公開してるもんだから空気が違う。


その大親友の彼と彼女もスペインーブラジル間で遠距離恋愛中で、


たまたまその彼女が彼を訪ねてきてるんだとか。



すーーーーーーーーっごい話しやすくて気さくなカップルで、特に彼女の方はタイプだった(←視点)



その二人を見ていると、ほんまに誰もが幸せになるくらいステキカップル。


私らを見てみるとなんかヤンキーのカップルに見えてきた。(嫌悪)

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そして!ある滝にたどりつくと、



大好きなコケ

が私に"HOLA!"と微笑んでくれていた!!!!!

スペインで苔が見られるなんて!!!

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滝の中に乗り込む私に、


誰ひとり止めもせず


「よし、じゃぁここで写真を撮ろう!すいませ~ん、お願いします~!」と


近くにいたおばあちゃんに彼がカメラを私に行った。





おばあちゃんは明らかに、


「え、まじで?」顔



だったが、結構素敵な写真を撮ってくれた。

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グラシアスグランマ。



テラスでサングリアを飲み、ほっぺにキスして2人とバイバイした。



そして、


昼食は彼の家族と!!!


彼の父の親友が経営している町一番のこじゃれたレストランに連れて行ってもらい、

ご両親と弟さんとご近所さんとみんなに紹介してもらった。



なんだろう。


こんなに可愛い家族、今まで見たことない。


なんだろう、この

ジブリ感。



めっちゃ安心する。

お母さんとお父さんは「ボニータボニータ(かわいい、かわいい)」となでてくれるし、

弟は片言の英語でず~~~~~~っと一生懸命話しかけてくれる。

「お兄ちゃんは、家ではこーだよ、あーだよ~」って。


料理もとんでもなく美味しいものが次々にふるまわれ、

肉汁の風呂に入りたいとさえ思った。




家族もこれまたアーティストな一家。


ひとしきり腹を満たして家に帰ると、


新聞の編集長であるお父さんが若いころに仲間と出版した本や、

家族の昔の写真を見せてくれる。

弟は、本当に絵が上手で、


興味津津の私がず~~~~っとスケッチブックに食い入るように見ていたからか



「好きなの一枚持っていっていいよ^^僕からのプレゼント。」


と大切な絵をプレゼントしてくれた。



お父さんもこっそり私の方にきて、


「秘密だよ^^」



と、彼の赤ちゃんのころの写真を数枚そっとカバンに忍ばせてくれた。

なんてチャーミングな一家!!!


壁一面本棚には本がぎっしり埋め尽くされ、


天井にはステンドグラス、

黒猫が駆け回り、

その中でアーティスト達が住んでいる。


ジブリーーーー!!


みんなとぎゅっとハグをして再会を誓って家を後にした。


彼の育った街を散歩し、ホテルへ向かった。


すると、

信号待ちをしているのだろうか。

道の途中で




車いすの両足のない黒人の男性に出逢った。



通り過ぎようとすると、



"Heyyyyyy brother!!!!"



と、彼氏とハグしている。


「僕の彼女を紹介するね。YUIだよ。」

「YUI、彼は僕の友達。」

すると、彼は凄く嬉しそうに手を伸ばし、私をぎゅっとハグしてくれた。


「YUI、会えて嬉しいよ!



彼はね、いつもいつも僕の事を助けてくれるんだ。

いつも声をかけてくれて、いつも困った時は助けてくれるんだ。


こいつは、


この街一番の最高の男なんだ!



君はすっごくラッキーだね!」



満面の笑みでそう言った。




なんだか、泣きそうになった。





あまりにも話が出来過ぎてて、サクラかな?!
と思うほど、その出会いは心にグッときた。



すると、

ホテルの近くの駅では


サッカー観戦をした時の仲間が集まってくれていて
スペイン旅行最後の食事に付き合ってくれた。



ピッチャーのサングリアをみんなで分けあって、


あーだこーだ言いながらわいわいがやがや。



ずっと昔から知っているような雰囲気を作ってくれる
彼らと離れるのがすごくさびしくなってきた。


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その帰りは、


あろうことか



彼と初めての喧嘩をした。



たぁいのない、価値観の違うほんとにたあいのないこと。

最終日にこんなドラマいらんて~~~っと本気で凹んだ。



でも、本気でぶつかり合って、


お互いの今までの人生のことを話すいい機会になった。



やっと慣れ親しんだ街も、慣れたころにサヨナラだ。


旅はいつだってそうゆうもの。



でも、一番いいことは、



"see you soon"って言える事。




9月から、彼は東京でインターンシップがありしばらく日本にいる予定。


「予定」というのは、まだまだ全ての手続きが終わっていないから。



まぁ、これなかったらこっちから行けばいい。



そして、もうひとつ余計なアクシデントが私を襲う。





結膜炎。



彼との涙の別れ~なドラマチックなシーンも、

私の目ん玉はサングリアカラーのごとく紅に染まり、

どう見たって
ゾンビFACE。




空港でお別れの時の彼の一言。




「ぼくの かのじょは

スペイン へ きて、



ゾンビになりました!!!」






えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!




I'll miss you とかじゃなくて~~~~??


I love you とかでもなくて~~~~?!!!!



この旅で確信したこと。




私は、



ロマンチックに







不向き!!!!






メカゴエンディオス!!!!!




この旅で出会えた全ての人々、そして彼へmuchos gracias xxx



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to be continued.....;)



iPhoneからの投稿
次の日からは三日間、バルセロナへの小旅行!


初日は、ショッピングへ繰り出し昼からまたサングリアを飲んで千鳥足で観光。


「自分の買い物」をするのが苦手な彼は、

「彼女の買い物」に付き合う方が楽だという。


どうしてかというと、

買い物のプロセスが気に食わないんだとか。



気に入ったものをやっとこさ探しても、サイズ感や着心地に違和感覚えればまた振り出しに戻る。



その点、女性の買い物に付き合う時は


ある程度のセリフをいえば事がスムーズに運ぶから。

「似合ってるよ!」

「さっきの色の方がいいんじゃない?」

「君らしい服だね」




とかそういったたぐい。

てか、そのタネ明かし、

彼女の私にしたらあかんやろ。


まぁ、
女性が「ねぇ、この服どう思う?」

なんて聞くときはたいがい答えは99%決まってて、


男性のその一言という1%のワンプッシュで購入するか否かを決めるものだ。


だから、
もしかしたらある程度のセリフをなぞってくれてればそれでいいのかもしれない。



その種明かしをしてから、妙に彼の言動がぎこちない。




「え~っと、似合って・・・るよ!うん!」



「(セリフ口調ー!!)




大根役者かって。





その大根を連れてガウディの建物を見たりしてバルセロナを闊歩した。



次の日は待ちに待った


ビーーーーーーーーーチ!!!



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オリーブとコーラを片手に




そこで私が見たものは・・・・





トップレスの女体どもーーーー!!!!
(口悪い)




ええええええ!!!



わんぱくーーーーー!!!





自分の胸達のことストラップくらいにしか思ってないんやわ、きっと。



恥じらいを重んじる国JAPANで産声あげた私にとってはただの衝撃。




彼氏も素知らぬ顔で浮輪ふくらましてるし。



「なぁなぁ、ビッチがすごいよ!



あっちのばぁさんまでトップレスやで!

浮輪ふくらましてる場合ちゃうて!!」






女の半裸に興奮気味な私をなだめるように、




「あのね、スペインではこれが普通なの。



第一、日焼けのためにトップレスなだけで逆にSEXYさに欠けるよ。



君、顔がエキゾチックな割にそうゆとこJAPANESEらしいね。」





じゃかぁしわ!!!!





ひとしきり、女の裸を堪能し、(←泳げよ)



早々に床についた。






次の日、まさかの小アクシデント。


風邪をひいた。



ただの風邪とあなどってもらっちゃぁ困る。

この一年、全く病気をしなかった私にとっては

「丸尾スエオ、一生の不覚!」
なのである。


スペインの歴史的な対戦になるイタリアvsスペイン戦をBarで堪能するつもりが

まさかの嵐とbarの混雑でびしょ濡れになりながらも路頭に迷ってしまった。


やっとホテルにたどり着き、

コーラ片手に観戦!

結果は4-0で圧勝し、

街中で花火を打ち上げる音が耐えなかった。


転げ回って祝杯し、


案の定、

次の日は声が出なかった。



せめてもの救いは、その前日にすでにトップレスビーチ(?)を

堪能できていたことである。


喉も痛いし、体もだるいし、

症状を英語で説明するのも苦しかった。


旅行中に風邪ひくなんて自分めんどくせー!と、自己嫌悪。

薬と朝食を調達しにいってくれた彼は、

陽気な聖母マリアにも思えた。


ドヤ顔で帰ってきた彼は、

「ジャジャーン!」


と自ら効果音を挿入し、

チョコレートのたっぷりかかったホットケーキを持ってきてくれた。



そして、いつもの日課である、

「歌いながらのお話show」
を存分に披露してきた。

なんと今回はナンセンスな踊りまでトッピングされてるではないか!


それを見ながら風邪薬をドーピングすると、

ほんとに全てアホらしくなって元気になってきた。


「この朝食、

クソの味がしてすごくおいしいよ!」


とお礼を言うと、


「やっと君らしくなってきて安心したよ!」


と、また歌い出した。


この人、実はかなり心が広いのかもしれない。


ほっといたら、ほんとうに一日中歌ってる彼は、

リアルglee。


そんな彼にいつも決まって、


「"I love my boyfriend who sings a song all day long....



SHUT A FUCK UP!"

「一日中歌ってくるあなたが、ほんとうにだーいすき!


だからちょっと黙っとけ!」

といつも暴言を吐くと、
これでもかと言うほどケタケタ笑う。


私が怒るのがおかしくて仕方ないらしい。



私は、今年27歳といういわゆる、
「ええ年」 を迎えたにも関わらず、

怒り方をあまり知らない。



ゆえに、


背中を地面にべた付けにしジダンダ踏んで大阪弁でまくしたてるという



救い難い幼稚な態度をとってしまう。



関西弁が分からない陽気なスペイン人に、

「ボケー!アホー!いちいち陽気なんじゃー!コラー!」


と暴れ回ると、

「ボケー?!それどういう意味?!!

使いたい!使いたい!!!」
といちいち学んでくる。


お気に入りは、


「ボケ!」

と、

「ボキッつったやろ!」


の二つらしい。


基本的に暴力的な私から危険を回避すべく合気道でかわしてくる。


その時に握力が強すぎて「ボキッ」と私の腕が鳴ったときに発した言葉にすごく興味が出たらしい。


着眼点は人それぞれ。


ただ、こちらがマンキンで怒ってる時にいちいち学ばないで頂きたい。






少しマシになってから市内観光をして市場で生のジュースを飲んだり、

服を買わせたり、食事をおごらせたりした(言い方悪)。

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ブーブーブー!!!!



マドリードに帰って来たら照りつける太陽と共に、


耳障りなサウンドが襲ってきた。


よく見ると、街のみんなはスペイン代表のユニフォームを身にまとい道路閉鎖してパレードしてる。

なんでもすぐ近くにスペイン代表がきているとのこと!!


国をあげてのお祭り騒ぎ。こんな時にスペインにこれてマジ最高ありがとう神様仏様母上様!


3へ続く
「ぼくの かのじょは

ゾンビ に なりました。」
 


別れの言葉がそれかよ!




先日、9日間休みをもらって、

 スペインにいる恋人に会いに行った。


ほんとは、現在進行形の恋愛事情を書くのは苦手だが

たまにはそういうこともしてみようと思う。

6月27日。

朝6:30にマドリード着。



空港でドラマのような再会を果たした。


仲の良い友達や大切な人は、


どれだけ離れてても、

あたかも昨日バイバイしたかのように


「久しぶり感」
が皆無。

 「機内食、めっちゃまずかったわ~。」

が会話の始まりだった気がする。


彼は、ホテルマンとアーティストの二足のわらじを履いているため、

彼の働くホテルに泊めてもらい、


写真のモデルとドキュメンタリーの撮影も兼ねた旅。

あえてな何の情報も仕入れぬまま行った

初めてのスペインは

それはもう美しくて、

「メカゴエンディオス」

という、


日本語で 「クソったれ!!」 
 


という意味スペイン語だけを握りしめてこの地に降り立った。


初日は、眠気まなこのすっぴん姿で縦横無尽に街を闊歩し
若干の後悔もチラつかせながら観光を楽しんだ。

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公園でカントリー調のバンドの演奏を横目に野原で寝転んだ瞬間、


あー。ここに来るまで色んなことがんばってきてよかった。と痛感した。


街中を歩くと、

たまたま彼の友達に遭遇し、


 「あ、君は噂のYuiだね?!」



と、紹介される前に名前を知ってくれてることがしょっちゅうで
なんだかそれがすごく嬉しかった。


夜は、

ユーロカップのサッカーの試合があり、


懐かしいスペイン人の仲間も集まってBARで観戦!
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お酒がめっぽう弱い私は「サングリア」という赤い飲み物を覚え、
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意識朦朧ながらも

スペイン人、
日本人、
ラテンアメリカ人、
ドイツ人

が一つのテーブルを囲み

ワーキャー言いながらの観戦は最高だった。


PK戦で勝利を決めたスペイン! 



もう、お祭り騒ぎで歌いながら街中を歩き周り、


シーシャを堪能しにいった。

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長髪の「ポカホンタス」 
というあだ名の謎のラテンアメリカンに、

日本語を話せる恋人が、


「ポカホンタスの髪は、

クソの味がしますー!」



と、暴言を吐いていた。


ほんまに友達なんかな(疑)。


ながい一日が終わり、


次の日は市外観光でトレドという街に行くことに。

そこは、
歴史的な城や文化の残る街。

マドリードからわずか30分で全く違う異国へ降り立った気分。


さすが、太陽の国、スペイン!

晴れ方が尋常じゃない。

お日様がドヤ顔で頭上を照らす。

あ~最高!


その街はすごくエキゾチックで、

ドンピシャにタイプだった。


二人とも、あまのじゃくが二足歩行しているような性格なので、

教会やレストランでどんなに素敵に堪能しても、


"get the hell out of here!"
「とっととこんなとこから抜け出そうぜ!」



が合図で各地をあとにした。






私は彼を 「APE(猿)」 と呼び、



彼は私の事を 「大カラス」 と呼ぶ。




ラテン人だからって全員がロマンチストとは限らない。



“baby”なんて呼ばれたためしがない。



スペインと日本で遠距離恋愛なんて一見ロマンチックに見えても

実際は

色気もへったくれもない、
かなり男らしい付き合いな気がする。


現実なんてきっとそんなもんだ。



夜は彼の地元の友達らとイタリアvsドイツ戦を堪能しにタパスとサングリアを飲みに行った。


バカみたいに混んでいる店で

バカみたいに大盛りの

バカみたいにおいしい料理を

バカみたいに堪能した。



バカバカ言っているが、


私がけなすって事はかなり気に入っている証拠。


その日は、


「ゲイの祭典」

なるものが開催されており、

道を虹色の旗(ゲイのシンボル)を掲げて歩く若者とたくさんすれ違った。




  あれ?おかしい。



彼がベストフレンドだと紹介してくれた長身のイケメンが

  私の目の前で彼の腕に絡みついている。


  「好きになった人がゲイ」


なんてことが時々ある私の心臓は

ドキドキと心拍数を上げる。

そして、

二件目のbarに着いた時。

三人いた彼の友達の一人が、


「改めて僕らの紹介するね!

  僕らは、君の彼氏の

月曜日くん


火曜日くん


水曜日くん!」




サングリアをぶっと吐き出し、


  「え!?ほな私はどうなんの?!」
と聞くと、


  「君は、彼の"holiday"かな!

この9日間は彼にとってゲイからの休日!

でも、ホリデイが終ったらとっとと彼を返してね★」


と、ウィンク。


ポンポン出てくるスパニッシュジョークに半信半疑に彼にガンを飛ばしている最中に、

その友達らの彼女が登場し
熱~いキスを交わしてるところをみて死ぬほど安心した。

ジョーダンきついぜ。


2へ続く