だいぶん秋らしくなってきましたね。


先日、以前から気になっていた金継ぎ体験をしてきました。



嵐山のもう少し奥の嵯峨野まで。



思っていたより遠かったですが、緑がいっぱいで気持ち良かったです。



金継ぎは塗る→1日〜乾かすという工程を何度かするため、完成するまでに時間がかかります。



そのため、体験ではいくつか器を準備してあり、全ての工程を2時間の間で体験出来るようにしてありました。



urujyuの小林先生は、ほんわかした雰囲気で、周りを和ませるような可愛らしさがある一方で、作業には潔さが必要な工程があり、芯の強さと柔軟さの両面を感じさせる素敵な先生でした♪


私は、ちまちまやって進まない部分もあり、悪く言えば思いきれない、よく言えば慎重である自分の心の癖に気付くなど、金継ぎ体験しながら沢山学びがありました。



直したい器があったので、家で金継ぎが出来るよう金継ぎセットを買う気満々でした。



ところが、体験で持ち帰った漆を家で使った時、楽しさよりも漆かぶれが不安になりました。


結果重視で、プロセスを楽しめていない。


そこで色んな気持ちが出てきました。



①最初だから不安なだけだし、せっかくなら本格的な漆を使った金継ぎが出来るようになろう。


②漆は不安だけど器は修復したいし、漆かぶれをせず、早く気軽に出来る合成うるしの簡易金継ぎにしよう。


③自分でやろうとせず餅は餅屋でプロに任せよう。


これは楽を選ぶ方か、頑張る方か。



そんな時に、心理療法の研究会があり、私がクライアント役になりました。



そこで出てきたのは、問題を他人に解決してもらう、楽を選ぶ方でした。



ということで、③の金継ぎをプロに依頼するのを選びました。



更に、依頼するまでもないけど、直したいものは、②の本格的な金継ぎではなく、時間も手間もだいぶん縮小される簡易金継ぎもしてみることにしました。



この答えを出すのに即決したわけではありません。


なぜなら、



せっかく本格的な金継ぎを習ったのだから、頑張って出来るようにした方が良いのでは。



やれば出来るのにやらないのはやる気がなさすぎるのではないか。



金継ぎの修理、安くはないし自分でやる方が良くないか。



と、修行モードの自分がいるから。



でも、それは本来の自分と違ったみたいで、体はものすごい坐骨神経痛のサインを送ってくれました。痛いし辛い!!(笑)



あまりの痛さに易で



『この痛みは私に何を教えてくれていますか?』



と尋ねると、『水風井』(すいふうせい)



他を気にしない井戸のように、周りと比べてもっともっとと変化はせず、自分のしていることを継続すること。



本当の私は苦手なことはしたくない、楽したいし、人に頼りたい、イージーモードの人間になりたい。



慣れない事を頑張ってエネルギーを消耗するのではなく、今している得意なことにエネルギーを注ぐことを教えられました。



翌日、金継ぎの依頼の連絡をすると決めると、痛みが面白いくらいに治まりました!!



痛みって本当に辛いし何とかしてほしいと思いますが、間違った方いってますよのサインでもあります。



ただ、玉ねぎのように、次の課題があるようで、また痛みが出てきましたが、その都度丁寧に体のサインに意識を向け、より自分らしくありたいと思います。


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