先日、南座へ坂東玉三郎さんの舞台を観に行きました。

宮古島でご縁あって出会った組踊りの亀浜律子先生の甥っ子さんが、この舞台に出演するとのことで、先生と観に行きました。


ちなみに『組踊り』というのは、琉球王府が、中国からの使節の接待として始めたものです。
琉球の古典を題材に、
『琉球古典舞踊』+『琉球古典音楽』+『琉球方言』で構成されています。


関係者特典で、楽屋にもお邪魔しました♪

喋るとイマドキの男の子で、沖縄のゆるーい穏やかな人だなあと思いましたが、鏡を前にメイク中の後ろ姿から凛とした雰囲気が伝わってきました。




先生の甥っ子さんである香多君はこのポスターの左側の男性。
玉三郎さんの恋人役です。
オーディションにより選ばれたそうです。

本人に「何で選ばれたと思う?」と聞いたら、

「(玉三郎さんは)自分より背が低いのは嫌だったみたい」と答えが返ってきました。

謙遜してそう言ったんだとは思いますが、身長が高いのも才能の一つだと思います。それ以外にも彼が選ばれた理由は色々あると思います。


先生から彼の話をお聞きしましたが、高校や大学の入学のタイミング、組踊りの研修生第一期生になったりと話を聞けば聞くほど、本当にタイミングが良く、これをするために生まれてきたような人だなと思いました。


人前に出て演じるということで、色んな批判ももちろんあります。
全ての批判を鵜呑みにして自分がなくなってしまうのは良いとは思いませんが、良くも悪くも彼は注目されているということですから、良い評価は追い風として、厳しい評価に対しては、その悔しさをバネに頑張ってほしいと思います。


肝心の舞台ですが、坂東玉三郎さんの妖艶な踊りや抑揚のある声、しなやかで柔らかさがありつつ、軸はしっかりした強さがあり見入りました。
あの綺麗ななで肩もしっかり肩を落とし内に入らないようにしないとならないです。

他の出演者の方々も、声や動き、本当に素敵でした。
男性の力強さ、女性の柔らかな雰囲気、沖縄方言なので、言葉の勉強や歴史も沢山勉強してこられたんだと思います。


音楽も本当に心地よく、三線の音色は癒してくれ、抑揚ある音楽では聴く側をウキウキ楽しくさせてくれました。

私の隣には、沖縄出身のお父さんと内地の奥様と娘さんが観ていらっしゃって、しばしの沖縄気分を懐かしみながら楽しまれていました。

今回歴史や文化に触れ、更に沖縄が好きになりました♪

それどころか、2週間ほど間に宮古島から戻ってきたのにまた行きたくなりました(^_^;)))

本当に魅力的な所です、沖縄。


素敵な舞台を本当にありがとうございました♪
坂東玉三郎さんと舞台をするいう大きなギフトを得た事で、ここに携わった方々の今後に大きく影響していくことと思います。
それぞれの方々のこれからに期待しています♪


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