最近食について考えること、考えさせられることが多々あります。

先日参加したVegans cafe and Restaurantさんで、無肥料無農薬の自然農法でお米や野菜を作っていらっしゃる中川吉衛門さんや千葉陽平さんのお話を聞かせて頂いたり、最近も自然農法でお米作りをしている方のお話を聞かせて頂き、田畑のある田舎で過ごしてきた私には目から鱗の内容でした。

すごく解りやすくお話して下さり、お米作りは自分も含め人を育てることによく似ていると思ったので、シェアさせて頂きますね♪

無肥料、無農薬でお米は育つのか・・・雑草に栄養を取られたり、虫食いが起きる、そう思っていました。

まずはお米選び。

お米に籾がが付いている状態、もみ殻を水の中に入れて、重いものを苗に育てていくそうです。

これは苗床です。



田植えです。




自然農法の苗は、農薬を使用しているものに比べて、上に伸びるペースが遅いそうです。

周りの方は、ここの稲は失敗したと思い、農薬で雑草を排除しようとしたり、肥料で育成を促進させようとするらしいのですが、実はこの時稲は天ではなく地に向かってしっかり根を張っているんだそうです。

ここで肥料を与えると、その肥料を餌とする虫などが繁殖したり、農薬によって稲が弱るので、その弱くなった所に虫がやってくるんだそうです。

美味しいから虫が来るんではないんですね!!

『稲は自分で育つ力があるから、極力何もしない。』


そうすると、写真のように根がしっかり張った強い稲が育っていくんだそうです。




実っていますね~♪






「10月下旬、稲刈です。一本の小さな苗が、大きな株になり、他の命達たちと生命活動を繰り広げ、大きな実を付けて、それらを頂きます。」(←あまりに素敵な文章なので、そのまま引用させて頂きました。)




天日干しをします。

私も昔、実家の天日干しを嫌々やった思い出がありますが、あれは稲を逆さにすることで、茎の栄養分も全てお米にいくようにしているんですね!もっと心を込めてやったら良かったな・・・と後悔の念です★

そうしてお米は出来上がるのです。

ゆいまーるには登校拒否や引きこもりのお子さんを持つ、またはそうだったと言うお母さんのお客様が結構多いように思います。

「何かしたいが何をしたらいいのか分からない。」

「自分に原因があるのではないか。」

「子供の事を考えると心配になる。」

色々あると思います。

他より成長が遅い稲のように、自分のお子さんの事が心配になるかもしれませんが、見えていない部分でしっかり根を張ろうと頑張って悩みもがいているのかもしれません。

人それぞれ育ち方、学び方が違うだけなんだと思います。

あれこれ手をかけたり、早く育ってと急きたてたりせず、辛抱強く見守る
ことも必要かと思います。

あるお客様が、「確かに子供の事を考えない日はないけど、毎日沢山ご飯を食べるから、どこかで大丈夫と安心して信じているんです。」

そうおっしゃっていました。

必要なのは、どういう状況であっても、自分がいい状態であること。

あれこれ悩みながら作った料理よりも、自分が楽しく作った料理をお子さんが食べる方が、ずっといいです。

私たちが食べるものが身体や精神を作っていくので、色々悩みがあったら、悩みを解決することばかりに集中せず、楽しい思い、幸せな思いをして、自分を良い状態にして下さいね。


再びお米の話に戻りますが、6月のイベントで、午前の和菓子教室と午後の茶道教室の両方受けて頂くかたには、この写真のお米で塩おにぎりを作ってお昼休憩にお出しすることにしました♪

白米に古代米をミックスしてあります。



黒米の色でこんなに綺麗な色のおにぎりの出来上がりです♪

もちもち食感がたまらないです!



ちなみに塩は私の大好きな場所宮古島の、雪塩です♪

雪塩おにぎりで幸せな気持ちになって下さいね♪

ソフト整体・美容矯正・琉球アロマ ゆいまーる