昨日はお店がお休みの日だったので、『久高オデッセイ』というドキュメンタリー映画が京都大学で上映されるとのことで観に行きました
久高島というのは神様の島と呼ばれている島で、琉球を造った祖神「アマミキヨ」が最初に降り立ち国造りを始めた地と伝えられています
ちなみに沖縄本島にあるセーファウタキはこの久高島に向かってお祈りする場所です
昔から続く漁の方法を受け継いでいったり、年に２０回以上行われる祭祀をその大変さゆえに後継者問題が起きていることなど、久高島の人々の生活を垣間見ることが出来ました
これを観ていると、先月訪れた宮古島と重なる部分が沢山ありました
祭祀を受け継いでいくことはとても大切ですが、やはりその大変さはちょっと見ただけの私達でも十分解ります
神人となる島の女性達の頑張りだけではなく、その家族や周りの人々の協力なくしてはとても出来るものではないと思い知りました
先日宮古島で神人の役をされた方と電話でお話ししたのですが、大切な祭祀を私達のような外の人間が見て良かったのでしょうかと尋ねたところ、
「あなた達のような外の人たちが見てくれることで、この地域の人たちがちゃんと受け継いでいかないといけない大事な祭祀なんだと感じてくれるという意味合いもあるんだよ。」
と教えて下さいました
続けることが大変なのは本当によく解りますが、何とか頑張って頂きたいなと思います