前作。と言っていいのか、ブレードランナー大好きです。

公開時はまだ子供だったので、大人になってから池袋の文芸座で観ました。

映画館でオリジナルのブレードランナー観てるって、なんか凄く年寄り臭いな。

まさか続編が観られるなんて思ってなかったから、凄く嬉しい。

 

前作のリドリー・スコットは制作総指揮。

新監督は「メッセージ」のドゥニ・ビルヌーブ。

ああ。ビジュアルに徹底的に拘った眠たい映画を撮る人だ。

じゃあ、安心して観に行けるな。

前作ブレードランナーも、サイバーパンクな世界観が売りで、話自体はそこそこ眠い。

 

面白かった。

期待以上。前作よりも完成度は高い。ただし、完成度にこだわりすぎて長いよ。長い。163分だそうですが、3時間ぐらい観てる気分になる。本当は前後編ぐらいにしたかったんだろうなー。

 

タイレル社のビジュアルが大好きだったのですが、今度のウォレス社も、スクリーンに収まらない巨大さ。満足。

 

タイレル社の金色の光が差し込む部屋(あのシーン好きだ)も、ウォレス社内に再現されてる。

ほんと、ブレードランナーファンの期待に背かないように様々な配慮がされてます。

 

「2つで十分でしょ」おじさんはいないけど、ヌードルはちゃんと売られている。

強力わかもとの看板はないけど、コーラの看板はある。

街は常に雨で、奇妙な傘をさしている。

全く未来ぽくない、古い建物の美しさも健在。

オリジナルの通り、幾ら未来になっても、携帯端末はない。ないと言ったらない。

モニタはブラウン管のままである。

 

最強なのは、主役のライアン・ゴズリング!

ラ・ラ・ランドではぴんと来なかったんだけど、今回無表情設定なのに口元が常に微笑んでいて、凄く可哀そうに見えて可愛いったらない。

何をやっても可愛そう。取って食いたい。

ライアンゴズリングを愛でる映画と言っても過言ではない。

 

もう続編は作らないで欲しいなあ。

次に作るなら、レプリカント対人間の戦争になっちゃうでしょ?

そんな型通りの話は見たくない。

 

ラスベガスにいたミツバチの意味が分からない。

蜜を集めようにも植物がそんなに多そうには見えなかったし、何食べてるんだろう、あの蜂。

多分一作めでレイチェルが「蜂を叩き潰す」と言ったシーンと関係があるのかなと思ったけど。

 

ブレードランナー好きならもれなく、切ない気持ちいっぱいで楽しめると思います。