皆様、こんにちは😃❗️

ゆいレディースクリニックです。

さて、先日の5月12日は、看護の日。

実は、皆様ご存知のナイチンゲールの誕生日だそうです。これに伴い、5月13日土曜日に、看護フェスタ2023が開催されました。福岡県内で、30人の看護師(または助産師)が選出されて、服部県知事より、その功績を讃えて表彰状が授与され、嬉しい事に当院からも師長がその中に選ばれました。


☝️の記載にもありますが、フローレンス・ナイチンゲール(1820〜1910)は、イギリスの看護師で、近代看護教育の母、看護師の祖と呼ばれています。

看護師が【白衣の天使】とよばれるのは、彼女に由来します。


1854年クリミア戦争が勃発し、その前線における負傷兵の看護が如何におろそかになっているのかが伝えられると、彼女は、シスター24人看護師14人を引率して、イギリスから戦地クリミアに派遣されました。

彼女達は、病院の衛生状態が劣悪である事に気付き、ますトイレの清掃から入って衛生状態を改善して傷病兵の治療に当たったそうです。

今でも、日本全国の看護学校の卒業の式典、戴帽式の際には、ナイチンゲール誓詩が唱えられます。

そこで、クリミア戦争の件ですが、1854年、主にクリミアで行われた、ロシア対、トルコ、イギリス、フランス等の連合軍との戦闘で、現在のウクライナの状況とほぼ同じ構図(ロシア 対、ウクライナ、NATO、アメリカ合衆国)です。ヨーロッパの穀倉地帯でもあり、ロシアにとっては、南の海(黒海から地中海)に出るための重要な地域を巡っての戦争です。戦闘を始めたロシアのニコライ1世は、戦争の最中に病死し、跡を継いだアレクサンドル2世が、戦闘開始後2年で、パリで停戦條約を結んで、クリミアからロシアが撤退して終戦となりました。今回のロシアのウクライナ侵攻も、プーチン次第で、彼がなんらかの理由でやめない限り、まだ続く可能性があります。

ウクライナ軍にも、ロシア軍にも多数の死傷者がでています。両軍にも、各々の国のナイチンゲール達が多数存在しているのでしょうが、それにしても、一刻でも早い停戦が望まれます。

ナイチンゲール達に戦禍が及ぶ事がないように願う、ゆいレディースクリニックです。