皆様、こんにちは😃❗️

ゆいレディースクリニックです。

桜🌸も例年になく早い開花で、春めいてきました。

去年植えた、ブルーベリー🫐の花もほころびています。

最近はコロナのワクチンのニュースが連日報道されていますが、2月23日に9価型HPVワクチン(シルガード)が発売されました。

HPVヒトパピローマウイルスは、子宮頸癌を発症するウイルスとして知られていますが、HPVには100数十種類ものタイプがあり(所謂コロナの変異種のようなものですね)、従来のワクチンは、2009年に発売開始された2価型(16、18の2種類に有効)のサーバリクス、2011年に発売開始された4価型(6、11、16、18の4種類に有効)のガーダシル(子宮頸癌や尖圭コンジローマの予防に有効)の2種類がありました。

今回のシルガード9は、HPV6、11、16、18、31、33、45、52、58型の感染に起因する▽子宮頸がんとその前駆病変▽外陰上皮内腫瘍、腟上皮内腫瘍▽尖圭コンジローマ――の予防を効能・効果としています。9歳以上の女性に、1回0.5mLを合計3回、筋肉内に注射して用い、通常、2回目は初回接種の2ヵ月後、3回目は6ヵ月後に同様の用法で接種します。(ガーダシルと同じ接種間隔)

HPV16、18、31、33、45、52、58型は子宮頸がん、外陰がん、膣がん、肛門がんなどの原因になることが知られており、子宮頸がんに対するHPV型のカバー率は、4価HPVワクチンが約65%であるのに対し、シルガード9は約90%とされています。

HPVワクチン接種が開始されて以来、ワクチンの副作用の報告があり、厚生労働省と日本産婦人科学会は、HPVワクチン接種の積極的な推奨キャンペーンを中止していましたが、頸癌発症のリスクを考慮すると接種のベネフィットのほうが遥かに多いとして推奨を検討中のようです。

コロナワクチンにも接種によるアナフィラキシーショックの報告がありますが、ショックが起きた時の対処法を勉強する事によって、重大事象は予防可能と考えられます。なるべく早期に、コロナもインフルエンザと同程度のリスクの感染症になってくれると助かります。

なるべく早期に、コロナ感染を気にせず、日常生活が出来る様になる事を願う、ゆいレディースクリニックです。