こんにちは。
風呂敷や手ぬぐいが大好きな主婦グループ「結び屋ゆいく」です。
9月は、防災月間です。
結び屋ゆいくでは、いざというときに専用のものがない場合に代用する方法として風呂敷の使い方をご紹介しています。
風呂敷は、アイデア次第で色々な使い道のできる大変便利な道具です。
ですが、専用のものではないので、活用法によっては注意が必要な使い方もあります。
特に注意が必要な使用方法に抱っこひもとしての使い方があります。
ただ風呂敷一枚で、いざという時に抱っこひもを卒業したような年齢の子どもも抱っこすることができるという、非常に覚えておくと便利な風呂敷の使い方なので、ぜひYouTubeをご覧ください。
(久しぶりにみたら、なんと4万4千回も再生されています!たくさんの方に伝わっていて嬉しいです)
わたしの個人的な体験談ですが、小学生になった子どもが25キロくらいのとき、発熱して車がないので片道徒歩20分ほどの小児科を受診する際にも風呂敷抱っこは役立ちました。
子どもに少し歩いてもらって、風呂敷で抱っこして限界まで歩き…また子どもに少しだけ歩いてもらう、この繰り返しでなんとか小児科を受診することができました!
25キロの子どもを抱っこすること自体、そうそうないかもしれません。
しかし、いざという時は突然きます。そういう時に、風呂敷という第三の手があったことで、25キロの抱っこもなんとか乗り切れました。
風呂敷と仲良くなれば、百人力です!
だたし、とても重要なことなので、何度も何度でも伝えたいと思いますが、風呂敷は、ただの布です。専用の抱っこひもとは違います!
特にふろしき抱っこに関しては、結び屋ゆいくではとても慎重にお伝えしています。
その理由は、決して悲しい事故が起きてほしくない!と願うから。
結び屋ゆいくは、YouTube動画で安全性の解説をした動画を公開しています。現在、2万7千回再生され、大変多くの方にみていただけていると思います。ありがとうございます。
またホームページでは、抱っこの専門家からの助言も掲載しておりますので、お時間のあるときにぜひとも読んでいただきたいと思います。
何度も言いますが、代用品です。元はただの風呂敷です。ただの布です。
世界中に布を使った抱っこやおんぶの方法がありますが、風呂敷をつかった抱っこは、あくまで「簡易抱っこ」です。
風呂敷の下が開いたままなので下側にすとーんと落ちる構造です。 使い方を間違うと赤ちゃんが落下しますので非常に危険です。
自分が素手で抱っこするときの第三の手、補助だとお考えください。
専用の抱っこ紐のように両手をあけるようなことは絶対にしないでください。
次に、風呂敷で抱っこひもとして代用したいと思ったら、まずは、とにかく風呂敷そのものと仲良くなることが大切です。
真結びという基本の結び方が確実にできていることが条件となります。
きちんと真結びができていない場合、抱っこしているときに解けてお子さんが落下する可能性も考えられるからです。
まずは、基本の結び方「真結び」を正確にできるようになり、風呂敷の扱い方になれてほしいです。
風呂敷を活用できるようになったと感じてから、抱っこ紐として風呂敷を使うことに挑戦してみてください。
風呂敷で抱っこできる対象のお子さんについて
今までは、結び屋ゆいくのメンバーの認識として「腰がすわったお子さんくらいからを対象」、「首や腰のすわる前の赤ちゃんは、風呂敷で抱っこしないでください!」とお伝えしておりました。
ところが最近は、風呂敷抱っこの情報が独り歩きしていると感じることが多くなりました。風呂敷を扱うネットショップや、一部の風呂敷愛好家の間で「風呂敷で赤ちゃんを抱っこできます」というような誤った表記や写真をみることがあり、大変危惧しております。
赤ちゃんといっても、生後0歳〜1歳ぐらいの小さな赤ちゃんではありません。私たちは乳児には風呂敷抱っこは不向きだと考えています。
まだオムツは外れていないけれども、一人で立てるとか歩けるとか、そういう1歳以上の赤ちゃん(幼児)のことをいいます。
結び屋ゆいくでは、こうした実状が落下事故を招く前に変える必要があると判断して、対象のお子さんを腰がしっかりとすわっていて、自分でとことこと歩けるようになったお子さんからということにしました。
ただし、歩けるようになったお子さんにも落下の危険はありますので、必ずご自身の手で支える必要はあります。
風呂敷で抱っこすることの怖さを知ったうえで、きちんと使うことで風呂敷で抱っこする便利さがとてもよくわかるようになります。
ここで、結び屋ゆいくの過去の記事も読んでいただけたら、嬉しいです!
https://note.com/yuiku/n/n32de9c47f68
この記事を読んでいただくとわかる通り、風呂敷の抱っこは家の中や外出時のいざというときに役立ちます。
ゆいくのメンバーは、市販の抱っこひもをメインで使っていました!
歩けるようになるとうっかり抱っこ紐を忘れたりしますが、そういうときに限って抱っこしてほしいと言われたりしますよね。
そんなときこそ、買い物でエコバックとして使う予定だった風呂敷を抱っこ紐として代用するんです。
買い物はいけなくなっちゃいますけどね(笑)
専用のものと比べると使いやすさとしては、風呂敷は勝てません
アイデア次第で何通りもの使い方ができて、少しの間専用のものの代わりとして活躍してくれます。
風呂敷は、主役にはなれないけれど、懐の深さではナンバーワンの道具ですね。
最近は、防災の意識が高まり、防災風呂敷と呼ばれる風呂敷が増えてきました。
その中でもおすすめは、風呂敷そのものにいざという時の風呂敷の使い方が描かれている風呂敷です。
一枚手元にあれば、使い方を見ながら練習できる優れものです!
しかも綿素材で撥水加工されているので、使い方の幅も広がります。
非常時だけでなく、いつも使いやすい風呂敷です。
是非、防災月間に防災風呂敷をお手元にいかがですか?
結び屋ゆいくでは、風呂敷の活用方法をお伝えしています。
対面講座、オンライン講座など随時開催しておりますのでお気軽にお問合せください。
記:栗田ゆき