こんにちは。
犬という生き物は、
すべからく遠吠えするものだと思っていました。
わぉ~ん、おぉ~んって、やつですね。
中川家のおにいちゃんのモノマネ、まさにあんな感じです。
でも、ウチの犬たちは滅多に遠吠えしません。
私がモノマネしても、まるで無視です。
YouTubeの犬動画で遠吠えを聞かせても、
バウバウわんわんと、吠えるだけです(それも茶々だけ)。
ただ例外がありまして、
それは救急車と消防車のサイレンが鳴ったとき、なのです。
それも、やっぱり個性がありますね。
まず、クロがわぉ~ん、と。
周囲を窺うような素振りをして、
何らかの納得をしてから遠吠えします。
四肢を踏ん張って、とてもシリアスな表情で。
それを見たぼたんが、
「何!?」という表情でわんわん吠えた後に
おぉ~んと唱和します。
茶々は、吠えたり吠えなかったり。
犬たちには悪いのですが、
ついおもしろくて、
救急車が来たらテレビを音声を消しちゃいます。
散歩中に救急車が来たならいったん立ち止まります。
まあ、外では遠吠えしないときもあるのですが。
犬飼いの皆さんのブログでも、
救急車のサイレンに遠吠えする犬ってけっこういるみたいですね。
サイレンの周波数が、犬の遠吠え欲を刺激する、
なんて説も見かけました。
ところで、
佐々木倫子(動物のお医者さんの作者ですね)の
「チャンネルはそのまま!」というマンガをご存じですか。
主人公はテレビ局の女性新入社員で、
天然キャラゆえに(本物の天然キャラ、です)、
周囲を振り回しつつ、
職場(テレビ局)が躍進する起爆剤になる、という話です。
物語の舞台が北海道の地方局でして(HTB)、
同名のテレビドラマにもなりました。
その主人公(雪丸 華子ちゃん)が、
本能のままに生きているというか、
動物的な勘の鋭さで行動するのです。
で、その雪丸華子ちゃん、
犬の遠吠えは、
自分はここにいるよ~っていう意味なんだよ
と、言っていました。
そのとき彼女は、
吹雪の山で遭難しているのですが(迷い犬を探しに行って、自分も迷った)、
自ら犬の遠吠えを真似て、
迷い犬(と救助)を呼び寄せたのでしたっけ。
クロは、
救急車のサイレンに対して、何か情報を送っているのか。
ここにいるよ!、とかね。
茶々は、
救急車など接触の価値なしと考えているのか。
彼らが日本語を話せるなら、
ぜひとも聞いてみたいと思うのです。
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