今回は全試合メインイベント級の試合になりました。
そんなわけでクィンティプルメインイベントとなります。

クィンティプルメインイベント5本目


レッスルブレインジュニアのかかったこの試合。
第9代王者・美月凛音の初防衛戦。
ホスト式ドランカー4WAYマッチ。
90秒ごとに乾杯して飲みます。

こんな形式だけどお遊び的なふざけた試合ではありません。
そんなだったらこの形式にOKを出してません。
この試合を組むのにあたって一番強く感じられたのは美月凛音の覚悟です。

前回、次はドランカーマッチでやってやる、酒もプロレスも強いやつを連れてこい!
そう言った凛音。
怒られるだろうと思いながら高岩さんと稔さんが決まったことを報告。
「あの二人が俺の土俵に上がってくれるんですね、負けられないなぁ…」
想定外の返事でした。
凛音の印象って皆さんはどうなんでしょう?
私は一緒に仕事をするようになる前は、お金持ちのホストが金に物言わせて趣味でプロレスやってるんだろう。
くらいに思っていました。
多分いまだにファンの皆さんや関係者の方でもそう思ってる人はけっこういるんじゃないかと思います。
素の凛音は真面目でストイック。
お金持ってるのもそれ相応の努力をしてるから。
いつ寝てるの?って思うくらい暇なしに動き回ってます。
そんな凛音、プロレスのためにつけたホストとしての地位が凛音を一プロレスラーとして見てもらえないという矛盾に悩んでいました。

今回、「ホスト式」というのを試合タイトルに入れたのは凛音の発案です。
この言葉を入れることで自身を負けられないところまで追い込む。
ホスト式って入れて負けたら、ホスト辞めますか?プロレスラー辞めますか?くらいまで自分自身を追い込んでのこの形式。

「俺はレッスルブレインジュニアの王者だし、ホストとしてもトップを取った。だから酒も試合も絶対に負けられない、そしてプロレスラーとしてもホストとしてもお客さんを楽しませる、それが王者の使命」

この言葉でドランカーマッチにGOサインを出しました。
万全を期するために何度も経験のあるビッグベアーに協力を要請しました。

だからね、この試合は酒は入るけど、ただ飲んで騒いでっていう試合ではありません。
美月凛音の覚悟を魅せる試合です。
当然高岩さんと稔さんはベルトを狙ってくるでしょう。
高岩さんは酒もプロレスも桁外れ、稔さんは酒は…と言っていましたが、絶対に秘策があるはず。
凛音にとってこの試合は試練だと思います。

って他人事のように書きましたが、よく考えたらこの試合、私も出るんだった…
序列って私が一番不利じゃん!
もー(´TωT`)