玄関の電球 いつ頃から切れたままなのか...
アレはあなたの役目 そぉいつもちょっと得意そうで
背の届かない私はあなたの背中を見ていた
「ついたよ。」って振り返るそのやさしい微笑みを待っていた...いつでも
軒下の風鈴が物寂しげに夏の終わり
「行ってらっしゃい。」 窓越しから手を振る私に振り返った
褪せたジーンズに雪駄 ニッコリ笑うあなたがいた
飛行機雲が長く続く路地の向こうを遮っていた...あの日
夏の影に だんだん吸い込まれて行く後ろ姿を
微笑みを失っていったいどうして生きて行けと言うの?
吊したままの風鈴があの日の様に寂しく泣けば
ただ ぼんやりと待ってしまう 微笑みを...微笑みを もう一度... ...
自転車の後ろに乗って 歌いながら夕暮れの中
顔が見えなくても 笑っていることちゃんと分かるわ
「ついで。」だと買って来た花火は夕日の中 色褪せて...
置き去りにしないで 一人ぼっちで消えてしまわないで...恋しくて
恋しくて...あなたが恋しくてどうしようもない日は 空の写真を
真冬の朝も 星の無い夜も 夏の終わりも... ...還りたい夕暮れ
夏の陰に どんどん迷い込んで行く後ろ姿を...
微笑みを失っていったいどうして生きて行けと言うの?
吊したままの風鈴があの日の様に寂しく泣けば
ただ ぼんやりと待ってしまう 微笑みを...微笑みを もう一度... ...
嗚呼...いつまでも待ってしまう 微笑みを...微笑みを もう一度... ...
