トランスジェンダー女性(体は男性で生まれたが、心は女性の人のこと)の

悠以です。


よく、出会った人に悠以ちゃんはホルモン注射を打ってるの?と質問されます。


答えは、

「はい、打っています。」

です。


私は、高校在学中に精神科に通い、

18歳でホルモン療法を開始しました。


ここでいう、ホルモン療法とは、トランスジェンダーが望む性の性ホルモンを投与することで、体の変化を図るものです。


性ホルモンにより、その人が生まれつき望む性だったら、こうなっていたであろう…という変化が起きます。


皮膚の質感、髪の質感、筋肉の分布や脂肪の分布(それによる表情などの変化)…etc


一方で、望まない性ホルモンによって既に起こってしまった不可逆な成長は戻せません。


例えば、元男性が高身長だとして、女性ホルモンで背が縮むことはありません。


(例えば、タイの女優、ノンポーイさんは12歳から女性ホルモンを打っており、骨格も含めて完全に女性のようです!)


そう言った意味でも、はやく女性ホルモンを打ちたい!


そう思っていた頃があります。


高校生の時の私が、まさにそれでした。


これ以上背が伸びたら…

ゴツくなったら…


と恐怖しました。


ただし!

ホルモン療法には数多くの副作用があります。


一度でもホルモン療法を行うと、不妊になる可能性があり、約半年で完全に不妊となる。


脳梗塞など血液系の病気のリスク。


(現時点では基本的に)生命保険にはほとんど入れない。


今までとは違う性ホルモンによる精神の変化が非常に辛い。


などです。


要するに、

日常的な全て、そして将来に渡って大きな変化が起き、その殆どが戻せません。


勘違いだった場合、後悔しかねません。


私が学生の頃、

日本で認可されていない性ホルモン剤を個人輸入する方法などがインターネットを通じて確認できました。


でも、もしそんなものに手を出してしまった場合、

(いつか生命保険に入れるようになった場合に勝手な治療をしたとして)

保険を断られたり、なにか重篤な被害が出たとして病院にかかっていないため発見が遅れるなどのトラブルになりかねません。


ホルモン注射、生半可な気持ちや、自己判断のみで打ってはダメだと思います。


そして、打つにしても病院で診療を受けて慎重に。


18歳になっていなくても、元のホルモンを抑える療法など、年齢に見合った治療もあるようです。


電話相談や対面が出来る法人なども全国にあります。


どうか1人で悩まず、焦らず

皆んなが自分らしく生きられますように…


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