こんばんは、トランスジェンダー当事者の悠以です。

 

表題にある通りですが、ある記事を見てショックを受けました。

 

いろいろな事が書いてありましたが、

特に気になったのは、

①日本はLGBTタレントが多く芸能界にいるから差別はない。

②学校や職場の当事者も人気者のはずである。

③自分の周りにいないし、たまに見かけても輝いている優遇されている人ばかりである。

の3点でした。

 

(個人攻撃を望んでいる訳ではないので、リンクを貼ることは控えます。ご了承ください。)

 

職場で人気者のLGBTの人って、

それはカミングアウトして明るく振る舞っている事が前提ですよね?

LGBTでタレント活動できる人もほんの一部だと思います。

 

一部の輝かしい(?)人をLGBTの全てだと思うのは乱暴な意見だと思ってしまうのです。

 

また、常々思うのですが、

私の周りにいない。

と言い切る時点で理解が無いんですよね。

 

いない証明は、LGBTに限らず出来ないことの方が多いのです。

 

家族に言えてない人、知り合いにいます。

職場に言えてない人、知り合いにいます。

 

講演会先で、誰にも言えず辛いって打ち明けてくれる人、何人もいました。

 

LGBTの当事者の中にも変な人はいると思いますが、

多くの人は決して特権を望んでいる訳ではありません。

 

普通を容認して欲しいだけです。

 

LGBTを容認していく中で、

問題点……たとえば同性婚が合法になったら新しい詐欺が起こる可能性だってあると思います。

 

だからこそ、慎重に議論する必要があると思います。

全部を不用意に認めろとは言いません。

 

ただ、

差別なんて無い!

 

と言い切られてしまうと、悲しくなります。

 

確かに差別は減ってきています。

ここ10年くらいで、当事者にとっても本当によい社会になってきたと思います。

 

これからも、たくさん話し合って

よりよい社会をめざせますように…


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