当事者が思う、俺のスカートどこいった？

今期のドラマは、

LGBT関係のドラマが本当に多かった！

その中の1つ、俺のスカートどこいった？

とてもいいドラマでした。

見る前に一番懸念していたのは、

面白おかしい要員として、使い捨てのように扱われるんじゃないか？

ということ。

古田新太さんに女装させて、イケメンキャストで固めとけば、そこそこ視聴率伸びんじゃね？

って思われてたら嫌だな！

と感じてたんです。

でも、1話を見終わってからそんな不安は消し飛びました。

彼はゲイの先生

ではなくて、

原田のぶお先生(ちなみに、ゲイ)

でした。

自分らしさが軸にあり

時にはワガママにも見えますが、

正しいと思う道を突っ切る、

いい先生！

どの回にも名言が散りばめられていて、

・得するヤツばっか見んじゃねぇ。損する奴を見ろ

・間違えることが許されないほうが間違えてるのよ｡私たちが教えなきゃいけないのは、一度でも間違えちゃいけない社会の厳しさより、間違えてももう一度挑戦できる社会の優しさじゃないかしら

・困ったことがあったら頼れ。どうせ大人になったら頼りたくても頼れなくなる。そんな大人の真似しなくたっていいんだよ。子供らしく頼ってこいよ。

どれも痛快で、男とか女とかじゃなくて、原田先生に(感動で)泣かされてました。

新聞のラテ欄、第1話の

金八、ヤンクミを超える!? ヤバい高校教師出現!

という予告通り、

破茶滅茶なヤバイ先生でしたが、

ストーリーの中にメッセージ性のある最高のドラマでした。

こういうドラマが当たり前に放送され、性的少数者が自分のことを嫌いにならない、自分を受け入れられる世の中になってほしいですね。

今作は、

私の中で学園系ドラマ史上最高峰の女王の教室や、

GTOのようなインパクトもありました。

あぁ、のぶおロスだ〜

続編やって…

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