公開年:2022年
上映時間:126分
監督:サム・ライミ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、エリザベス・オルセン、キウェテル・イジョフォー、ベネディクト・ウォン、ソーチー・ゴメス 他
いつもワタクシの駄文を読んでいただきありがとうございます。感謝ですm(_ _)m
監督は『スパイダーマン』3部作(2002、04、07)のサム・ライミ。主演は前作『ドクター・ストレンジ』(2016)同様ベネディクト・カンバーバッチ。
では、『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』の感想、いってみましょう。
★3.8
マルチバースの扉を開けて時空を歪ませてしまったドクター・ストレンジがアベンジャーズの仲間であるスカーレット・ウィッチ=ワンダに助けを求めるが…という物語。
サム・ライミ色がこれほど色濃く反映されるとは。予想外のホラーな展開はおもしろかったし、迫力のある映像も素晴らしかった。全体的にとても楽しめたので、満足度は高かったです。
ホラーなMCU。斬新でめちゃくちゃよかったです。
とはいえ、ですよ。僕も含めて『ワンダビジョン』を観てない人にとっては(内容はネット経由で何となく知ってますが)感情移入しきれないところもあったのでは。
『ワンダビジョン』を観てない僕でも話の筋は何となくわかるけど、ワンダのちょっぴりサイコな思いや行動が理解できずにノれないところがありました。ワンダの思いが本作の肝だと思うので、そこを深く感じることができなかったのはとても、とても残念。
今のワンダはそうなんだと割り切ってしまえば問題なく観ることはできたけど(実際に僕は観られた)、この作品を十分に堪能できなかったというモヤモヤが残ったのも事実。
本作が『ワンダビジョン』と密接に関わり合っているのなら(Disney+に加入して観ることまではしないけど)、もっと詳しく『ワンダビジョン』の情報を仕入れてたわ。本作が『ワンダビジョン』後の物語であるのならば、事前情報として発表して欲しかったわ。(発表されていたのなら、ゴメンナサイ。)
『ワンダビジョン』のパンフレットは売り切れちゃって買えないしさ。っていうかパンフレットが販売されるなら言ってよ(完全に愚痴)。
ただ、ワンダの強さを圧倒的に描いてくれたのはよかった。今回、ドクター・ストレンジはまったく歯が立たなかったですからね。『エンドゲーム』でもサノスとタイマンで勝てそうなのはワンダだけだったし、個人的にはアベンジャーズ最強かなと思っているので(キャプテン・マーベルも強いけど)、ワンダの強さの描写にはものすごく満足してます。敵に回したら、怖いよね。
サム・ライミ監督のクオリティ、ホラーなMCU、作品としてはおもしろかったですけど、いわゆるスピンオフ的な作品も追わないとついて行けなくなってしまうのではないかという、MCUのネガティブな可能性を感じてしまって。うーん、今後のMCUに不安を感じずにはいられないです。
MCUが本当に好きなのならDisney+に加入してでもスピンオフ作品も追えよ、という人もいるでしょう。観ないアンタが悪いのだと。
いろんな考えがあるのをわかった上で書きますけど、映画って大衆娯楽だと思うんですよね。誰でも楽しめる娯楽。MCUを楽しむのならMCUの映画を追えば理解できる。スター・ウォーズもしかり。映画で完結して欲しいというのが僕の思い、願い。
その上で、スピンオフ作品を観ればもっとおもしろいよ、という流れが健全なのではないのかなと。本作のようにガッツリとスピンオフ作品と絡んじゃうのはちょっと厳しいし残念。
MCUは映画を追うだけではダメなコンテンツになってしまうのですかね。
おしまい。
