公開年:2021年
上映時間:99分
監督:堀貴秀
原案:堀貴秀
キャラクターデザイン:堀貴秀
いつもワタクシの駄文を読んでいただきありがとうございます。感謝ですm(_ _)m
原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果のすべてを堀貴秀監督が1人で担当。(エンドロールで流れるスタッフの名前のほとんどか堀貴秀だったのは笑えました。)
カナダ・モントリオールで開催されるファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞。
では、『JUNK HEAD(ジャンク・ヘッド)』の感想、いってみましょう。
★4.4
永遠の命を手に入れた代償に生殖機能を失った人間。環境破壊により住めないほどに汚染された地球。人類存亡のため、あるダンス講師が反乱により地下を乗っ取った人工生命体マリガンの調査を開始するが、という物語。
壮大なんだけど閉塞感もある独特の世界観、可愛くもあり不気味でもあるキャラクターたち、笑えて泣ける没入感たっぷりのストーリー展開。最高のSFストップモーションアニメが爆誕しました。めちゃくちゃおもしろかったです。
まぁ、とにかくキャラクターですよ。キモ可愛いビジュアルにコミカルな動き。見ているだけで楽しいし、キャラ同士のやりとりが可愛らしくて微笑ましくて。
特に僕の心を掴んだのは地獄の3鬼神。ただの賑やかしキャラかと思いきや、終盤に見せる男気&アクションのカッコ良さたるや。ギャップにやられました。いやぁ、欲しい。彼らが欲しい。ガシャポンとか食玩で販売されないかしら(ちゃんとしたフィギュアだと高額になりそうで手が出ない、という悲しい現実)。
ストップモーションアニメなので、動きがカクカクしてるのかと思っていたんですけど、全然そんなことなくて。動きは滑らかでスピード感もあるんです。時間をかけて丁寧に撮ったんでしょうね。
制作期間が7年、総コマ数が14万。このクオリティに納得です。
謎に満ちた地下世界の不穏さとか、次に何が起きるのかという展開のワクワク感とか、もうね、とにかく最初から最後の最後までずーっとおもしろかったです。
結構グロいシーンもあるんですけど、それはそれでいいアクセントになっていて、キャラの可愛らしさとのアンバランスさがとてもユニークでそこも好き。
終盤は仲間を思う気持ちとか、他者を思いやる気持ちが描かれるんですけど、これがまたいいんですよ。カルトっぽさだけに頼らないで、ドラマ的な部分もちゃんと作り込まれていて、グッときちゃいました。
うーん、良いところしか思い浮かばないですね。悪いところ、気になったところ、物申したいところ、なし。
制作過程が気になるので、円盤買っちゃおうかしら。
続編があるとかないとか(続編があり得る終わり方だったのであるでしょう。あって欲しい)。何年後になるのかわからないけど、今からすごく楽しみ。
おしまい。
