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公認心理師・臨床心理士の

 

中村友一(なかむらゆういち)です。

 

いつもお読みいただきありがとうございます

 



 

自分の体調が悪い、気力が湧かず何となく疲れている、気分が落ち込んでいる、イライラや怒りがたまっている、そのような不調を日常的に抱え続けている人は少なくないと思います。

そんな自分の不調をきにせず、周囲の人のことをいろいろ気にしてあれこれ動いていても、自分も周りもつらくなるだけです。


「自己を犠牲にして、相手のために尽くしている」と言えば聞こえはいいかもしれませんが、その犠牲が報われていないと感じると、途端に恨みや怒りに変わってしまいます。

そのようなビリビリした雰囲気を醸し出している人から何か言われても、たとえ言っている中身が正論だとしても、声が聞こえた瞬間に耳をふさぎたくなります。


「常に頭痛薬や胃腸薬などの薬が欠かせない」「いつも首・肩・腰が凝っている」「むしゃくしゃしているので、思わずお酒や甘いものが欲しくなる」などなど。

そういった状態は自然な状態ではありません。

そして、それを当たり前にしてはいけません。


自分の心と身体が、まるで血がダラダラと流れているかのように傷んでいるのであれば、他人のことを気にする前に、その傷んだ体と心をいたわるのが先決です。

「今日の体調はどうだろうか?」

「最近の体調変化はどうだろうか?」

「最近、ぐっすりと眠れているだろうか?」

といったことを毎日自分に問いかけてください。


そして、自分の心と身体を酷使しているとしたら、その要因が何かを考えてみてください。

例えば、家事や育児が大変だということであれば、その労力を減らすための工夫があるかどうか調べて、出来る所から実践してみましょう。

食洗器を買ったり、ベビーシッターを雇ったりするなど、お金をかけて解決できることであれば、可能な範囲でコストをかけることも有効かもしれません。

結果的に、

・体調不良によって発生していた医療費が減らせる

・ストレス発散のために無駄使いしていたお金が必要なくなる

・自分や家族の体調が良くなって、仕事のパフォーマンスが上がり、収入が増える

といったように、かけた費用の元を取ることは十分に可能だと思います。

また、イライラが減れば、家族の中でのコミュニケーションが改善するので、今まで喧嘩や言い争いのために費やしていた時間やエネルギーを大幅に削減できます。


1日の中のほんのわずかな時間で構いません。

静かな場所で(もしくは耳栓をして静かな状態にして)、目を閉じて、自分の心と身体に意識を向ける時間をどうぞ作ってください。

それは、自分自身に愛を与え、自分を大切に扱う行動なのですから。
 

 

 

 

 

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