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臨床心理士・公認心理師の

中村友一(なかむらゆういち)です。

いつもお読みいただきありがとうございます。







一緒に住んでいる家族のように、毎日顔を

合わせているような人に対しては、少しずつ

感謝や関心が薄れていくこともあるでしょう。



それでも、時折でも構わないので、

初めて会ったかのごとく、その人の表情

・雰囲気・言葉・仕草、その一つ一つに

意識を向けてみると、新鮮な気づきが

得られます。




一方で、人と初めて会う時には、不安や

緊張がつきまといます。まともに視線が

合わせられなかったり、逆にその人の

いろんな部分をジロジロ見るなど挙動不審

になったりすることもあるでしょう。



そんな時には、まるで長年の友人であるかの

ごとく、その人に親しみを持って接してみて

ください。

心身の余分な力が抜けて、自然に振舞うこと

ができるようになります。




いつもの考え方の習慣や癖とは逆に考える

だけで、まるで魔法のように新鮮な気づきが

得られます。

一期一会もそうですが、ただそういう風に

思い込んだだけで心の奥底から感謝が溢れて

きます。


思い込むだけならタダです。「たかがそんな

ことで…」と感じている人こそ、試してみる

価値があります。



「いつも会っている人には

はじめて会うかのように。」


「はじめて会う人には

いつも会っているかのように。」