こんばんは~

 

 

今日で7月も終わりですね。

 

8月からは僕の新たな挑戦が始まります。

 

今シーズンよりクロカンナショナルチームのコーチをさせていただきます。

担当はU20。

ジュニア世代です。

 

一番の任務は、良いかたちで次(U24)へ繋ぐ事。

その年代で習得しておくべき事を習得し、次(U24)へ。

 

取り組むべき事は多々ありますが、その中でも特に

・体(筋肉)の使い方を習得し、それを自分のテクニックにリンクさせ、それが出来る事でスピードが生まれると認識させ、技術の向上を図る。

 

スピードを上げる為には技術と体(筋肉)の使い方が重要だと僕は考えており、それが出来てこそトレーニング量と質が活かされると思っています。


私も現役時代にそこを取り組みましたが、私が取り組んだのは23歳からで遅かった。。

力の加わり方等走りは激的に変わりましたが、もっと早く取り組んでいれば、滑りの精度も変わり、もっと良い景色が見れていたかもしれません。

そんな経験があるので、ジュニア世代にはそこを習得して欲しい。これが一番です。


必ず走り、滑りは変わります。

 

 

・スピードの強化。

対世界で見てみると、マススタートやリレーで、

日本選手がよーいドンと同時に遅れてしまう光景をよく見ます。

レース後半でバテた選手をパスしていく事は出来ますが、

スタートで離れるので、レースの流れには乗って行けず上位に食い込めない。

これを改善するにはスピードの強化は必須だと思います。


年間の練習量に目がいきがちですが、スピード練習の時間確保も重要です。


北欧は若い選手をスプリントからW杯に参戦させ、

その後ディスタンスに移行するパターンがあるように、

ジュニア期に絶対的なスピード力をつけているように見えます。


練習量は年々増加していけば良い事ですが、

スピード力はある程度年齢を重ねていくと下降してしまいます。

手遅れになる前に、若いうちに絶対的なスピード力は最大限上げておきたいです。

 

 

他にも取り組むべき事は多々ありますが、

この2つのレベルをU20で上げておく事が、次(U24)に繋がると思っているし、逆にこの2つをU20で上げておかないと、その後苦戦すると思うので、責任重大なポジションだと認識しています。

 

 

僕自身選手としては多少結果は出しましたが、指導者としては未知数です。

ですが、世界と戦う為の基礎、魂を選手に注入出来ればと思っています。

 

各チームの指導者の方々にもご協力いただき、かたちにしていきたいです。

 

 

今回の挑戦に対し、多大なるご理解をいただいたオガサカスキーさん。

そのご厚意に対し、裏切るような事がないよう、覚悟を持って取り組みたいと思います。

 

 

早速明日から長野県の志賀高原で第1回目の合宿をスタートさせます。

 

クロスカントリーチームへの期待と応援をよろしくお願いします!