こんばんは。
北京五輪も終わりW杯が再開されています。
五輪は最後まで厳しい戦いでした。
Ｗ杯で派遣基準を突破する選手が男女1人ずつしかおらず、
あとの3人ずつは国内選考での選出だったので、
厳しい言い方ではあるが当然の結果であったと思う。
世界を目指します！と口では言っているが、
本当の意味で世界とは戦わず、世界を狙わず、
国内の選考レース狙いの雰囲気が夏から多くの選手達にあった。
途中で帰国して国内の選考レースに出るという選択肢もありながら、
帰国せず最後までＷ杯で基準突破に挑んだ選手は女子で1名。
厳しい結果は予想できたとは思うが、
4年後を見据えてただ出るだけで終わる五輪を選ばなかった。
指導者と選手のこの決断が4年後に結果となって表れて欲しいし、
チームとしてやはり本気で結果を求めていって欲しい。
どこかやる前から諦めてる感のあるこの雰囲気は好きではない。
五輪後に再開したＷ杯Drammen大会スプリントで
中国の選手が2位となり表彰台に立った。
アジアの選手でもやれば出来る事を証明してくれた事は嬉しいが、
その反面先を越された悔しさがあり、その方が大きい。
僕はもう選手ではない。
戻れる事なら現役時代に戻ってもう一度世界と戦いたい。
世界一を狙いたい。
今となっても世界の舞台で表彰台に立てなかった事は後悔でしかない。
ただ僕にはもう遅い。
でも、現役の選手達にはまだ時間がある。
日本の環境のせいではない。
日本だから出来ないのではない。
努力のレベルを上げればやれる。
努力のレベルを上げなければ今と変わらない。
覚悟をもとう。
意識を変えよう。
選手だけでなく、スタッフも本気だそう。
責任をとるのは選手だけではない。
プロのチームが真っ先に切られるのは監督である。
指導者は選手の人生を背負っている。
絶対に忘れてはいけない事。
そして、見ようよ。
皆でこの景色を！！
