こんばんは。


チームスプリント終わりました。
結果は11番目のタイムで、
上位10位までが進む決勝には行けませんでした。

あと一つ。近いようで遠かった、あと一つ。
1走の宮沢が何位でこようと、アンカーの僕で順位が決まる。
だから、僕はなんとしても前を抜かなければいけなかった。
でも、一人抜くのが精一杯だった。

オリンピックは結果を出してこそ意味がある。
僕はそう思って3回この舞台に立った。

3度目のチャレンジもメダル、入賞には届かなかった。
この事実は悔しいし、情けないし、申し訳ない。

最初の個人戦は、正直全力を出し切れたのかわからない。
ただ、今日のチームは、今の全ては出した。全力を尽くした。

そのうえでの結果だから、僕個人としても、
日本チームとしても受け止めるしかない。



今日のレースで、スキー選手として世界と戦うのは最後にします。
今後はMTB選手として、同じ方向を見ている仲間と共に、
世界を目指したいと思います。

そんなに甘い世界でない事はわかっています。
ただ、可能性がゼロでない限り、挑戦していきます。


国内のスキーレースには来シーズン以降も出場します。
バイクの日程次第にはなりますが、
全日本選手権や国体等、主要大会には出場し、
これまで通り勝ちにいきたいと思っています。

これまでトレーニングの一環だったMTBがメインに。
これまでメインだったスキーがトレーニングの一環に。
大きく変化しますが、アスリートである事は変わりませんし、
一番を目指す事に変わりはありません。


これまで、スキー選手としての僕を応援して下さった皆さん、
本当にありがとうございました。
皆さんの応援や支援があったからこそ、
ここまでやってこれたと思いますし、
この舞台に3回立てたと思っています。

メダルで恩返しする事が出来ず、それが一番申し訳なく、
情けなく、悔しく、心残りです。
でも、今日まで全力で戦ってきた事に後悔はありません。

これからも常に全力で戦う事を忘れず、一番目指して頑張りますので、今後とも、ご声援よろしくお願いします。



そして、クロカンチームの応援を、引き続きよろしくお願いします。
彼らは今回の結果を、これからの4年間背負い続けます。
オリンピックでの悔しさはオリンピックでしか晴らせません。
4年後に笑顔で終われるよう、必死にやってくれると思います。
彼らの成長を期待し、僕も応援し続けたいと思います。



そして、僕も今回のオリンピックで味わった悔しさを、
次のステージに持っていこうと思います。