令和5年(2023年)の大イノコ祭りもなんとか無事に終えることができました。
ありがとうございました。
平成25年(2013年)に復活したこのお祭り。
今年でまる10年が経ちました。
十年一昔という言い回しがありますが、
その言葉とおりたくさんのことがありました。
このお祭りが始まった頃に小学生だった子は、今はすでに成人しています。
関わった人たちが授かった新たな命もあります。その反面、亡くなった方もおられます。
この10年で、“大イノコ祭りを支える市民の会”には、新しい仲間も増えました。
そして今年からは、亥の子巡行の範囲も拡大しました。
今までの広島本通商店街と広島金座街商店街に加えて、
並木通り、袋町、中町、中一区187号線と、かなりの広範囲になりました。
この取り組みも、10年かかって少し前進しました。
十年一昔の言い回しを借りれば、
私たちは一昔前に、
大イノコ祭りという祭りを始め、今に至ります。
広島の新しい伝統として、ようやく形になってきたように思います。
お祭りという器の中でたくさんの人たちが、ゆるやかに交わっていく。
次の世代に、より良い“まち”を受け渡せるように、
地域の皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。
今年も本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。