先日NHKの番組で、最近ブームになっている変身写真について特集をしていました。
普段の日常とはかけ離れた姿に変身して写真をとる撮影セットがあり、今予約が殺到しているということです。

この撮影プランでは、普段プロのモデルさんの撮影をしているカメラマンとメークさんがついて、セットされたスタジオの中で変身した姿を撮影をしていきます。

人気のあるのが、花魁、妖精、お姫様などで仕上がりはプロのモデル顔負けで、お客さまも大満足だそうです。
カメラマン曰く、普段普通のOLをしている人が、撮影をしているうちにプロのモデルのような表情になり、ドキッとしてくると話していました。そのOL さんも毎朝その時の写真をみて気分をあげてから出社していると話していました。
料金は4時間で3万円から8万円だそうです。

また別の写真館ではおひとりさまウェディングが人気となっているそうです。女性の憧れのウェディング姿を京都の厳かな景色や建物で、1日かけて撮影するプランで、独身の女性が多いのですが、結婚して、子供がいる女性でも自分の思い通りのウェディングがしたかったということで撮影にくる人もいるそうです。料金は32万円ということです。


これだけのお金をかけても変身願望を求めている人が多いというのは、人は本来、自己表現したいものを持っているということなのではないかと思いました。

時代の流れとして、物を買ったり、どこかへ出かけて楽しむことから自己を表現する楽しみを求める傾向になってきているのだと思います。

自己表現には外側のものと内面のものがあると思います。

内面の自己表現では、本当の自分で生きていきたい人が増えてきています。

本当の自分を表現していくということは自己解放にもつながっていくと思います。

これからますます本当の自分へ進んでいく人が増えていくことを願っています。