先日、銀幕のスターで知られる、二谷英明さんが81才でお亡くなりになられました。
その告別式に長渕剛さんが駆けつけ、弔辞をあげられました。
長渕剛さんと二谷英明さんは長年、家族ぐるみで親しいお付き合いをされてきたようで、告別式の間も、長渕剛さんは、妻の白川由美さんや娘の二谷友里恵さんを気にかけていらっしゃいました。
告別式で、長渕剛さんは弔辞を述べたあと、二谷さんへの思いをこめて歌をうたいました。
「12色のクレパス」という歌でした。
歌詞の中に、「あなたがそばにいるだけで、私の心は安らぐんです…」というような優しい言葉の並んでいる曲でした。
いつもの長渕剛さんからすると、珍しい歌の響きをかんじました。
その告別式での歌を波形にしてみると、驚きました！
マゼンタ一色だけがでていました。
長渕剛さんのマゼンタの歌声は、とても慈愛に満ちていて、やさしく、亡くなった二谷英明さんやご家族、その場にいたみんなが癒されたのではないかと思います。
人が亡くなり、光になっていく時に、愛に満ちた思いで送られると、きっとこの世でのことをすべてうけとめ、感謝して旅立てるのではないかと思いました。
そのことをこの長渕剛さんの歌で気づかせていただきました。
どんなにたくみに言葉を並べてみても、愛を込めて歌う歌にはかなわないと思いました。
そして更に素晴らしいと思ったのは三枚目の波形です。
この歌の与える影響がレッドでした。
これは告別式にきている方々、残された方々が、また元気に暮らしていけるように…という、生命エネルギーを与えてくれているということです。
これが歌の力だと思いました。
二谷英明さんのご冥福をお祈り致します。
天の音有唯