たった一度だけしかオンエアされなかったという幻のCMを見ました。
一度見たら、3回は見てしまうという感想がよせられていましたが、まさにそうでした。
自然の森の中で撮影されたもので、そこには大工さんがひとつひとつ手作りした、全長44メートルの木琴があります。鍵盤が全部で413げん。木の長さで音程を決めているそうです。長い滑り台のような木琴の上を木のボールがころがりおちていきながら、音楽を奏でていく…。
というものでした。
奏でられた曲は「主よ。人の望みの喜びよ」でした。まさに神秘の音色でした。
下を流れる川のせせらぎの音、森の様々な声をバックに木琴の透き通った音色が、森全体に響きわたっていく、その映像と森の音楽に、日頃の疲れを癒してもらえたようでした。
今度機会があったら波形をとってみたいと思いました。
天の音有唯