先日、元キャンディーズのメンバーで女優の田中好子さんが亡くなりました。
笑顔の素敵なあったかい女優さんでした。あまりにも早すぎる死に私は最初は言葉もでませんでした。
特に私の心を強くうったのは、葬儀の時の田中好子さんご本人からのラストメッセージでした。
病床でひと言ひと言、丁寧にふりしぼりながら届けてくれた貴重なメッセージはやさしさであふれ、慈愛に満ちていました。
そのメッセージに田中好子さんの生き方そのものがあらわれているようでした。
病床にありながらも、被災地の方々をねぎらい、周りに愛と幸せの花びらをふりそそぐ女神様のような声でした。
せいえつながら、その声の波形をとらせていただきました。
「もっともっと女優を続けたかった…」というフレーズの時はアクアとオレンジに強く波形があらわれていました。(真ん中の波形)
これは「表現する」というアクアの色と、「感動、喜び、心を動かす」というオレンジの色がでていました。
女優という仕事が田中好子さんとっては天職ではなかったかと思われる色の組み合わせでした。
演技をすること、表現をすることによって、人の心を動かすメッセージを届けていくということを田中好子さんは人生において全うされたように思われます。
メッセージの中で一番多くあらわれた波形は一枚目の波形でした。強くでている色はアクア、その次にレッドとマゼンタでした。
アクアはメッセージを届けるということ。レッドは生きるということ。マゼンタは慈愛です。
まさに田中好子さんは「生きるということ」をテーマに選んで生まれてこられたのではないかと思います。
それをメッセンジャーとして多くの方々に伝えていかれるお役割があったのではないかと思います。
そして、人生を積み重ねていく中で、まさに生きるということは愛であり、愛によって社会や人々を幸せにしていきたい…という思いを、自らの生き方を通して発してこられたのではないかと思います。
3枚目の波形の二重円の一番内側からでているマゼンタがらその強くて深くて大きな愛を感じ取ることができます。
田中好子さんのラストメッセージは「生きること、何気なく生きている日々のひとつひとつがこんなにも大切なことなのか…ということ。」
「愛をもって生きること、利他に生きるということの真の美しさ。」
「天命に生きる。天命を全うし続けるという真摯な生き方。」
を教えてくださいました。
そしてこのラストメッセージから、生きていくことの人生の「真、善、美」を受け取らせていただきました。
本当にありがとうございました。
田中好子さんが天国からも私達を光で照らし愛で包み込んでくださることに心から感謝を捧げたいと思います。
心から祈りを込めて
天の音有唯