正直悔しかったライブ後の「演奏上手いですね」という言葉。 | 指弾きテクニカルロックベーシスト・本田唯のブログ。

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自身のバンド「アンドロメルト」をはじめ、ライブサポート、作曲家、モデルとしても活動中。2012年から5年連続で「SMTOWN WORLD TOUR」にて東京ドームのステージを経験。
日々奮闘する音楽活動の記録。

そう。

 

ライブ後の感想を頂いた時、

 

 

ジワジワ悔しくなっていったこの

 

 

「演奏上手ですね」って言葉。

 

 

最初は嬉しかったけども、

 

 

徐々に気付く。

 

 

このコメントを口にした方は

 

 

別段CDを買う訳でもなく、

 

 

次のライブに脚を運んで頂ける事も無かった。

 

 

そう。

 

 

この言葉を口にした方のニュアンスはどこか棒読みで、

 

 

自分が感じた相手の心の声を()で表すと

 

 

 

「演奏(は)上手ですね。

   (うーん、でもなんかでも.....)」

 

 

てな雰囲気がひしひしと伝わってきて、

 

 

何か悔しい。



そんな気持ちがあったもんだ。

 

 

自分が影響を受けてきた大先輩のミュージシャンの方々や、

 


今でも影響を受けるアーティストさん見た時は、


うおおーーすげえ!!!



とか、



うおおーーーかっけええ!!

 


そんなシンプルな衝動感で、



演奏云々はその後だったりする。



それがいざ自分が演奏している時に、



足りていなかったのかな。



そう気付いた時に、



見てくれる人達の反応がどんどん変わっていった気がする。



心、技、体のバランスね。

 


上手いっていう「技」の部分は



勿論大事だし、



突き詰めていくと楽しいもの。



でも、



「どう?上手いでしょ?」



と過剰に主張する



小手先だけの熱量の低い演奏は退屈だ。



「心」やそれを根底からサポートする



「体」の部分。



そして心や体を伝えていくのに



「技」があるのかと。



絶対忘れちゃいけないな。


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YUI  HONDA



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