「レンガ柄のクロスって、やっぱり偽物っぽく見えます??」
アクセントクロスを決める時に、よくお受けする質問です。
印刷技術の向上で、クロスとは思えないぐらいリアルな質感のクロス(壁紙)が増えました。
でも、先ほどの質問に、私はこう答えます。
「まぁー、そりゃあ偽物ですからね!!」
印刷は、どこまでいっても印刷です。
偽物が本物に見えることは無いですよね
大事なのは、「どう見せたいか?どんな風に使ってほしいか?」ということです。
本物のレンガがどれだけ安く手に入るとしても、あえてレンガ柄のクロスを使うこともあります。
お手入れや壁への負担を考慮すると、クロスの方が良いケースも、たくさんあるのです。
私は、レンガ柄のクロスを「偽物」だと思っていますが、「粗悪」とは思っていません。
冒頭でもお話ししましたが、印刷技術の向上はほんとにすごいんです!
パッと見、偽物とわからないもの、触ると実際にボコボコしているもの、ランダムで不規則な柄のものなど、時には本物以上に本物らしいものもあります。
大事なのは「使い方」
偽物を、偽物で終わらせない使い方をすれば、“ケチった感”は簡単に回避できます!
モノマネ芸人さんの中には、本物以上に歌が上手な人やダンスが上手な人がいます。
それと同じように、柄物のクロスも「本物を超える時」があります!
サンゲツ FE-1231
こちらは、石を張った壁のように見えるクロスです。
結構リアルでしょ?
特に男性に人気の柄!
数年前からずっと人気を保っています。
上の施工イメージ写真では、リビングの広い範囲で使っていますが…
私のオススメは、「トイレの便器の後ろ」や「ソファの後ろ」です。
このクロスは、近くでジーッと見るのには向いていません。
偽物ならではの質感がわかってしまうからです。
ちょっと離れた位置から見た時に、最も魅力的に見える柄です。
”部屋に入った時はパッと目に入ってくるけど、普段は視界に入らない位置”がベスト!!
あくまで印刷されたものなので、本物の石にありがちな「変色」「色の偏り」「表面のザラザラ感」がなく、安心・安全に使えます。
サンゲツ RE-2424
こちらは、遠くから見るとレンガ柄。
近くで見ると、点を規則的に繋げたデザインになっています。
初めて見た時、私は「かわいいー!!」と思いました。
最近人気のヴィンテージ系インテリアにも、大人かわいいインテリアにも、シンプルなインテリアにも合いますし、ドアップにも耐えるデザインが素晴らしい!
このような柄なら、よく目に入る場所でも使いやすいです。
賃貸のお部屋は、入居者さんの家具の配置によって、お部屋の使い方が変わります。
どんな使い方でも、ジャマにならないインテリアにしておきたいですね。
特に女性は、内見時に家具の配置までイメージされる方も多いので、アクセントクロスを選ぶ時はご注意ください♪
最後までお読みいただき、
ありがとうございました^^