女性ホルモンパッチをもらいにりょうこちゃんの所へ。
何が何だかわからないけど、すっごいりょうこちゃんが忙しかったらしく、予定診察時間より1時間遅れ。
そもそも、私が行く日って、診察に時間をかなり使ってくれる日で、前に患者さんがいた訳でなく、クラークさんから、
「りょうこ先生ちょっと色々してるみたいで遅れます」と伝言をもらうことに。
私はすこぶる健康なんだが、癖で、エコーするのにトイレ行っとかないとちゃんと見れないんだったと思ってトイレ後、あ、子宮もうないんだったΣ(ノ≧ڡ≦)みたいな感じで、たまに子宮がないことを忘れる(笑)
でも子宮があって健康だった時代はそんなもんだったろうなー。
で、診察の時笑えるのがりょうこちゃんがああいう椅子のスイッチの押し方が不明で、看護師さんを呼ぼうと看護師さんのお名前叫んでいたけど、既に帰られたあとっぽい。
いつもと違う診察室で、りょうこちゃんも、
「この部屋最近使わないからなぁ」と。
それで、私がエコーをお願いしたのは、身体の奥の縫ってもらった傷が治癒しているかどうか診てもらいたかったためである。
私には未来に縁がないけど、たまに子宮脱なんて症状を聞く。この先もっと年老いて、子宮の代わりに腸がいきなりだーんと出てきたらどうしようというのが術後ずっとあった。
そんなのなかなかないだろうけど、下腹部をぶつけるとか、地震で家具の下敷きとか、普通ならないような圧迫を受けた時、縫ってもらったところが裂けたらという不安があった。それで診てもらったら治癒はしていたので不安はなくなった。しかし椅子の問題で大笑いをすることに。
「これ、スイッチどこ押すんやろ」とりょうこちゃん。
「先生違う違う!ただ単に台が下降してるだけ!」
「ここかな?」
とあまりに見事にスイッチを押し間違えるので笑ってしまった。
あの産婦人科の椅子で、本当に屈託なく術後笑えるのなんて珍しいものである。
それだけりょうこちゃんとの信頼関係は深い。
あともう一度摘出した子宮の筋腫位置を聞いてみた。
正常な筋肉の方が少ない。
やっぱり子供はどうだったんだろうと聞くと、
「100パーセント無理とは言わないよ。粘膜下筋腫のないところに着床すれば可能だし。でも栄養の取り合いやなぁ」と。でも摘出した子宮を見ながら、自分が激しく子供を望む人間だとしたらこれはかなりしんどかったなとやっぱり思う。
りょうこちゃんも、100パーセント無理とは言わなくても、ほぼ無理かもみたいなニュアンスだし、なんとかなっても生存が絶対可能になった時期での帝王切開で低体重児だった事の可能性の方が、私が子供を望んでいたら95パーセントくらいの確率だったのだろうかと思う。
正常な組織がとても少なかった、今年の最後の筋腫の手術の、その日までいてくれた子宮。
あとは様々気持ちの面などを相談させてもらって、りょうこちゃんだから私の気持ちに寄り添ってくれると信じて、わりと産婦人科にまつわることの私のメンタリティの話もかなりさせてもらえる。
ホルモンパッチ、夏はかぶれる。
でも夏だけ。きっともうすぐ大丈夫。
仕事を早退して病院行ったけど、後から考えたら早退しなくても良かった??なんて考えるけど、先に病院に行かないとりょうこちゃんの忙しさもわからず。
でもあの椅子で屈託なく笑える日が来るなど思ってもみなかった。
胃カメラと大腸カメラを年齢的に、健康を勝ち取るために勧められた。ちなみにりょうこちゃんも胃カメラに大腸カメラしたらしい。
これからも身体メンテ頑張るぞ(ง •̀_•́)ง