先日亡くなられた藤圭子さん。。
余りにショッキングで、なんで?? と思ったのですが
お子さんの宇多田ヒカルさんのコメントには
長いこと精神を病んでいた、というようなことがありました。
むろん、私たちにそのすべてがわかるわけではありません。
が、 残された筆跡を目にして、
あ~、もしかしたらそうかも・・・と思えました。
こちらは昭和47年のもの
これは年代が不明です
↑
こちらは引退後のサインのようです。
この3枚のサインを私なりに書いてみましたが
胸のあたりが ギュッと詰まって苦しくなってしまいました。
筆跡的にいえば
書き始めの「藤」は大きいけど、下へいくにつれ 字が小さくなるんですよね。
(皆さんも 同じように書いてみましょうか・・ いかがですか? )
これは「下狭型」と言って
初めは勢いがいいけど どんどん尻すぼみになっていきがちなんです。
私はご本人を直に存じ上げませんが
お人形さんのように、本当にきれいな方でした。
昭和の一世を風靡した藤圭子さんでありながら
もしかしたら、心の内では 藤圭子という名前の生き方と
本名である本人の生き方とのジレンマが大きかったのかなぁ・・
そんな気もしています。
で、、、もし、皆さんが
この先、安定性を求めるとしたら
書き始めより 書き終わりが大きくなる 「末広型」、
言ってみれば 二等辺三角形みたいな
どっしりとした書き方がおすすめいたします。
(写真の筆跡はこちらから お借りしました。)
合掌・・・