あまりにもお久しぶりすぎて、どのように記事を書くかすら忘れつつある結喜でございます。
2014年から1年1年ごとに何かしらの特定のテーマを決めてご供養を行っているのですが、
- 昨年2022年前半は「児童疎開船 対馬丸」・「沖縄戦」⇒戦没者・戦災犠牲者の鎮魂供養、
- 2022年後半〜2023年前半は桓武平氏一門の「武家平氏(千葉氏)⇒地縁・法縁因縁」・「公家平氏(伊勢平家)⇒血縁因縁」の追善・鎮魂供養。
そして2023年6月からは、
【古墳時代】邪馬台国とヤマト王権
【飛鳥時代】「景行天皇」「日本武尊」「神功皇后」
【奈良時代】「天智天皇」「天武天皇」
ここまでの時代、人物が伊勢神宮や伊勢斎宮成立に大きく関わってきます。
ヤマト王権成立にあたり必ず邪馬台国も出てくるのですが、その当時ヤマト政権に滅ぼされた一族やその土地の先住民であった「土蜘蛛」「熊襲」「隼人」「蝦夷」などの怨念、天皇家における兄弟間での相続問題で暗殺された歴代天皇の怨霊を鎮めるために伊勢神宮が成立されており、このような民族問題と宗教が非常に絡んで日本独自の「怨霊信仰」なるものが作られました。
現在私はこの上代・古代・中世にあたる怨霊の鎮魂供養を目的に、新たなご供養方法を考察しております。そのためにはいくつかの条件と資格が必要で、
1.その土地(出身地)の
2.その血筋(先祖)の
3.その家系・家柄(職業)の
3つが条件が必要になってきます。
特に古代・中世においては、何よりも地縁や血縁関係の関わりが重視されます。そのためその時代のご供養においては、それらの祖先と繋がりを持った有縁の子孫のご供養の方が、無縁の霊能者や関わりを持たない僧侶や神主よりも遥かに届きます。
《ルーツ探しに必要なもの》
「先祖の出身地」「祖先の系統(苗字+家紋)」「先祖の生業(職業)」から自分のルーツがわかります。
自分の出身地もそうですが、先祖の出身地の郷土史を読みといていくとその当時その土地で信仰されていた宗教や生活・文化などを垣間見ることができ、より深く自分の先祖との繋がりを感じることができます。同時にその土地との縁があるからこそ、歴史や考古学の専門家の方とはまた違った切り口の解釈が可能になると私は思っています。
そのため私が今後ブログで書こうとしているご供養の内容は、上記3つを揃えているからこその解釈になり、そういった意味では「ご供養」に基づいた新解釈で日本の歴史を伝えていけるのではと考えております。
・・・と、前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが、このような目的を果たすために情報収集している折、上記のテーマに合っためちゃくちゃタイムリーな舞台情報を得られたのでご紹介いたします。
ちなみに私、ミュージカルなど大好きです。直近では2月13日にシルク・ドゥ・ソレイユ「アレグリア」(東京公演)を息子と一緒に観劇してきました。☺️
《今回の観劇 ミュージカル》
プロジェクト「動」プレゼンツ地域参加型ミュージカルショー
縄文のひびき〜天の渦、地の渦、海の渦〜
この文章で私がとても関心を寄せた言葉が2つあります。
1、「その土地ならでは・地域独特」
2、「お祭り」
注目すべき点は、このミュージカルが「下野谷遺跡」にて行われることです。
もう40年近くご供養を行っていますが、私の場合、実際に現地に行ってみないとわからないことが非常に多いです。(その土地、その土地で固有の独特の雰囲気があります。現地に行くことで文献だけだと理解できないもの・言葉で表現しにくいものが体感(感覚)を通じて理解することができます。)
私の基本テーマが「ご供養」なので、この舞台の目指しているテーマと解釈のズレや違いが出てくるかもしれませんが、何にせよこの2つのキーワードを通して私の現在の目的である「土地の因縁(地域別による鎮魂)」「お祭り🟰お祀り(怨霊・御霊会)」に関して何かしらのヒントや参考になると思っています。
私は公演初日の7月20日にこの舞台を観劇しにいきますが、もし劇場内で見かけたらお気軽に声をかけてやって下さい。色々情報交換出来ますと幸いです。よろしくお願いいたします。☺️💦