9月29日で現行の労働者派遣法が終わり、
9月30日から一部改定されたものが施行されます。

色々と改定内容はある様ですが、
一番大きいのは、特定派遣?が無くなる事です。

特定派遣って?
という感じですが、
派遣会社って、
許可を受けて営業している所と
届出を出して営業している所がありまして、

許可の方は行政による可否(営業OKまたはNG)の審査を通っているので、比較的大きい会社が多く、労働局なども目を光らせてる?感じなのですが

届出の方は「届出を出せば営業して良い」状態だったので、小規模でコンプライアンスも微妙な会社が多いイメージがあります。

その届出の方で営業している会社が営業出来なくなる(派遣会社としてやっていけなくなる)のが
今回の改正です。

許可貰えば良いやんと思うのですが、
ハードルが高くて
現金2,000万以上持ってる会社である必要があったり、と
小規模・個人経営な派遣会社にとっては厳しいのです。


その為、最近職場で聞くようになったのは
許可を持っている派遣会社に事業承継&合併する

既に複数の会社がその動きになっているそうです。

派遣会社の営業マン同士は意外と横の繋がりがあったりします。
営業マンが独立して派遣会社を興したり、
派遣会社を転々と転職する人が多いのです。


派遣先企業としては、
許可を得ていて
コンプライアンスにも明るい
派遣会社の方が良いので
この流れが加速してくれればなと思います。


結構あるんですよ、社会保険に加入させない所とか。

コンプライアンス違反の派遣会社とは付き合いません!と宣言してようやく
渋々社会保険に加入させたりする会社とか、
36協定を理解してない派遣会社とか、
健康診断を受けさせない派遣会社とか(労働安全衛生法違反)。


派遣社員とはいえ、一緒に働いてくれる仲間なので、
今回の改正で派遣社員にとってプラスになる事を願っています。


あとは抵触日に該当する派遣社員の扱いを丁寧にしてあげたいなと思ってます。


最近の仕事の話でした。