記事を見て、ビックリしました。(参照) 



今朝(9月26日)の西日本新聞朝刊1面に、今月21日に無投票当選が決まった佐賀県の玄海町議選をめぐり、私が当選祝いに駆け付けた際、町議の方が自民党総裁選で河野太郎さんの推薦人になっている私に「『なぜ河野さんを応援するのか』と詰め寄った」と書かれています。

私は21日夕刻、町議に当選された方全員にお目にかかり、当選のお祝いを申し上げました。
しかし、その場で詰め寄るどころか、総裁選での河野さん支持を咎めるようなことを言われた方はいませんでした。

確かに、玄海原子力発電所を抱える玄海町では、河野さんの原発に関するこれまでの発言に懸念を持たれている人が少なくありません。
しかし、そういう空気があるからといって、事実でもないことを記事にするのはいかがなものかと思います。
そもそもこの記事に署名されている二人の記者から1度も取材を受けたことがないだけでなく、顔も名前も知りません。

私は新聞記者を約9年経験しました。
1面記事の場面・エピソードは特に慎重に取材しました。
こんな書き飛ばしみたいな記事を載せて、権力を監視する『社会の公器』と言えるのでしょうか。

普段は厳しく説明責任を問う新聞社です。
誰もがわかる形でご説明されることを期待したいと思います。