日本が商業捕鯨を復活してから3年目となりました。
 
科学的な調査結果に基づいて調査捕鯨をしてきた日本に対し、反捕鯨国は激しく批判してきました。
関係者の努力の結果、IWC(国際捕鯨委員会)を脱退、日本の領海と排他的経済水域(EEZ)での捕鯨再開が実現しました。
 
日本国内でも「外国とケンカしてまで鯨なんか食べなくてもいいじゃないか」と言う人もいます。
残念ながら「自分の生き方を他人に決められたくない」と仰るリベラルな方の中にも少なからずそういう意見があります。
これは「鯨は食べるべきではない」という外国の価値観が日本に押しつけられ、日本が捕鯨しづらい(できない)、日本の食卓に鯨肉が並びづらい状況が長年つくられ、日本人でも鯨を食べたことがない人が増えた結果なのです。
 
反捕鯨国オーストラリアの大臣に日本の農水相が「私たちはカンガルーを食べないが、豪州の人たちがカンガルーを食べるのをやめろとは言わない。我々が鯨を食べることにとやかく言われる筋合いはない。鯨を食べてくれとは言っていない」と伝えたこともあります。
 
日本のおいしい鯨料理をたくさんの人に食べてもらえる環境にするためには、値段を下げていく、つまりもっとたくさんの量を獲れるようにしていかなければいけません(捕獲量を増やしても生態系に影響が出ないという科学的根拠は揃っています)。