以前にも投稿しましたが
公立高校の入試がおわった日、息子に試験の手応えを尋ねる事はありませんでした。行き帰りの途中にトラブルはなかったか、体調は大丈夫だったか、程度しか尋ねることができませんでした。
優しさなどではなく、ただひたすら怖くて。
息子を信じていないわけではないけれど
志願した高校は三河ではそこそこの倍率。
しかも併願校との兼合いでは、上位校からこぼれてきた生徒に押し出されてしまう怖さもあり…。
更に、もともとわかってはいたものの、内申の低さが足を引っ張っていて、どうなるかわからないというのが私の認識でした。
そして。肝心な自己採点について。
持ち帰ってきた問題用紙は、キレイな状態。さすがに数学は多少計算した形跡は残っていたものの、一体何と解答したのかが全くわからないシロモノで、自己採点は不可能な状況でした。
そのため、一部でボーダーの話が出たりもしていましたが、実際の入試で次男がどれほどの立ち位置にいたのか全くわからず、結果が出る日を待つしかありませんでした。
そんな状態で迎えた今日。合格の連絡を次男からもらってはいたものの、会社にいる間はまだ実感はなく…。仕事を終えて帰宅し、ダイニングテーブルで数学の問題を解いていた本人の顔を見て、ようやく合格を信じることができました。
制服の採寸をしに、定時に仕事が終わった長男をともに車で迎えに行きつつ、その中で試験の出来について遂に次男にきくことができました。
私「やっと聞けるんだけど、入試が終わって自分で手応えはどうだった?」
次男「第一はともかく、第二志望には行けるかもしれないって気持ちとダメかもしれないって気持ちが半々だったよ」
本人の中で、最終的に本当に行きたい高校は、表現はヘンですが「第二志望」として願書を提出した、今回合格を頂いた高校でした。第一志望校を上位校に設定したのは、気を緩ませないための息子なりの策だったそうです。
次男が希望していた高校に、全くの勝算がないわけではなかったことに私は驚きました。
そしてもう一つ気になっていたことを次男に尋ねました。
私「得点開示請求ができるらしいけど、やってみる?」
次男「もういいや。合格っていってもらえたならそれで充分」
正直、母としては知りたい気もするんですよね。内申が34でもココに受かった人がいるんだよって事実は、次男同様に今内申が取れなくて苦しんでいる受験生の、励みに少しはなるような気がして
ともあれ。
次男よおめでとう。
制服の採寸で185センチをオーダーするまでにスクスク成長してくれた君。
これからも応援しているからね