【神と人の旅】神と舞う神遊びの道・古神道を深めたい方は是非ご覧ください！

20年近く古神道を学んできたわたくしがお薦めする良著が発売されます

神と舞う神遊びの道神と人の旅、古神道を深めたい方は是非ご予約＆ご購入ください

わたくしの先祖は満洲薩満(サマン)とシャーマニズムを原型にした民族です。愛新覚羅氏と聞くと皆様は清朝の皇帝とイメージしますが、東北部の少数民族であり、神話上での祖霊は仙女(天女)とカササギ神です。目に見えない世界、神とは仏とは何か、人の道とは何かを自分なりに感じながら、10代後半よりご縁あって古神道の世界へ。その時の先生はもうお亡くなりになりましたが20代前半に舞の世界へ。そこで新たな出会いがあり古神道だけでなくアニミズムやシャーマニズムの本質、西洋の神様や思想に幅広くふれていくことに。そうして海を越え西洋・東洋両面の歴史をたどりながら、道を探求した20代がございます。

そうしてまた30代後半に古神道の松濤先生と出会い、ご指導を頂くことがございました。口べたな松濤先生から「ゆうはんというお名前はどのように書くんですか」と声をかけてくださったことがきっかけでした。わたくしの名前は「夜明け、暗闇から昇る一点の光、日本ですと太陽(朝陽)」という意味ですと。「ほお」と頬を赤らめて嬉しそうにしていた先生の顔を今でも思い出します。

神道にはさまざまな道があり、鳥伝神道、吉田神道、伯家神道、仏教伝来後の神仏習合では神が先か仏が先かという様々な思想も派閥もありましたが、儒教などの影響も強く受けた渡会神道など。まぁ、あげればキリがないぐらい多種多様な信仰がございます。その中で伯家(こちらも枝分かれがございます)を生涯かけて追及、行をとおして本にまとめた松濤先生の素晴らしい集大成を是非皆様に読んで頂けたらと思います。

「伯家神道の名前は、古神道に興味を持つ人々の間では、いくらかは知られているでしょう。実際にどのようなものなのか、御道の修行に取り組んだ人は少ないのです。宮中に深く秘められた秘密の伝承というように謎めかして、伝えられているだけです。」（本文より）

とありますように、昨今では本質的な伯家よりも、スピリチュアル的で自己啓発をメインにした伯家が表では流れています。しかし、本来の幽斎神事を継承している流れはとても少ないかと。その本質を知りたい方にはぜひ読んで頂きたい一冊となっております。去年、松濤先生から「本を書いている」とうかがっておりましたが、それがやっと実現できたことを喜ばずにはいられません。

松濤先生は、、、

松濤広德（まつなみ・ひろあつ）

1954年、大分県宇佐市生まれ。北海道大学理学部物理学科卒業。筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了。修験道、仙道、神道、ヨーガの修行、インド哲学などについて興味を持ち古神道の修行に本格的に取り組む。

とプロフィールでもございますように、理系脳でもありながら、この目にみえない世界を体現してきた方です。実際にお会いすると、とても純粋で清らかな方で、人としてのお道はもちろん、惟神のお道も並行し高めていかれた方です。どうしても私たちは生きていく流れで、人間ですからお試しというのはあるけれど、この純度を憑かれることなく保たれたことは本当に素晴らしく稀なことと感じております。

どうしても人は掴めないものを掴もうとするものです。しかし、常々わたくしが申し上げることは「人の道ができていないのに、神の道など」という点です。昨今では新興宗教も問題となり、様々な禍があらわになってきています。信仰を「逃げ場」にするのではなく、人の道＝社会人として活かすことが最も大切と感じます。古神道や神道、仏教などを通して、私たちは人間であることを忘れずに、自然(神)に活かされていることに感謝をし、共存共鳴していくことが最もな御道と私は感じております。つまり「特別」なことではないことに気づくことです。

初心者にはちょっと「難しいな」と感じられるかもしれませんが、ぜひご興味がございましたらご予約・ご購入いただけましたらと思います。年内にこのお知らせをしたかったのは、実はわたくしの新刊も1月ということもありジャンルはちがえどもかぶるため(笑)、松涛先生の素晴らしい本を先にシェアいたしました。

そうそう、コロナ禍で秘密裏で主宰しておりました古神道講座は閉じましたが、また改めて「はじめての人でもわかる」というステップをつくり、いつになるかはあれですが皆様にまた違う形で主宰することができたらいいなと思っております。松濤先生とも1年以上お会いしておりませんが、出版おめでとうございます