【 生命力に感謝した日 】
先日、表参道で混みあう道路と歩道の狭間に、整備されている交通誘導員さんがいました。
何人か配置されている中で、男性に混じって若い女性の方がいらっしゃいました。
ブルーのよくある警備服を着られて、車が入る所と歩道のちょうど境の整備を任されていたようです。
友人を待っている間、その方を観察していると、眼鏡をかけて後ろで髪をまとめ結って、体格はそこそこ恰幅がよく、でもまだ20代半ばか後半かなという印象。
入りたてなのか、その現場を任されるのが初めてなのか、そわそわしている感じも見てとれました。
寒いのか、時折、すり手をされたり(作業手袋はしている)、立ちっぱなしでお疲れなのか足の重心を交互に変えながら、お仕事を頑張られていました。
その姿に心うたれた私は、なぜか手を合わせてしまいました。
夫が私の姿を見て、一体何してるんだって(笑)。
でも、その先の彼女をみて分かったようですが(実際彼女とは20メートルぐらいははなれていたと思う)、
彼女を見ると、昔の自分の姿とダブったのか、私はガソリンスタンドでアルバイトをしたり、掛け持ちでアルバイトをしていた10代を思い出していました。
当時のガソリンスタンドの冬はツナギを着ていても寒くって、今みたいにヒートテック素材はありませんでしたから、ババシャツを着こんでアルバイトしていました。
洗車や窓拭きで使った雑巾は、二層式の洗濯機で洗濯をして、脱水がおんぼろでしきれていないので、手でまた絞るんですが(笑)、水が凄く冷たくて手がガサガサになったのを覚えています。
どうしてこんな話をするかと言いますと、このコロナ禍でお仕事を選んでいる場合じゃない!という経験をする人も沢山いらっしゃるんじゃないかなと感じています。
本当はこれがやりたいけれど、生活のためにはやりたくない仕事もやらないといけなかったり。
仕事って選ばなければ結構いろいろあるんですよね。
あの方の年代であれば、オシャレをして、休日はきっとショッピングでも楽しみたいところだと思うし(余計なお世話かも(笑))。
それでも、生活をしないといけない、生きていかないといけない。
そんな想いがなんだか伝わってきた感じがしたんですよね。
で、それは同情じゃなくって、その方に「生命力」を感じたんですよ。
どんな仕事でも、生活を成り立たせるために頑張ってやろう、っていう。もちろん交通誘導員ですから何かしら資格があってのお仕事だとは思いますが、こんな寒い中で、色んな人が楽しそうに行き交う表参道で、どんな想いで仕事をしているんだろうなって。
そんなこと思いながら、あの頃の私を忘れないように、仕事をしているのですが。
生きる、って大変なことなんだなと改めて思ったし、今までは「生きる」を深く考えずに、生きている、仕事がある、住むところがあるって大概の人が当たり前に思っているかもだけど、改めて感謝が生まれました。
私がお店をでる頃には、お昼ぐらいでしたので、既に彼女の姿はなく、寒かっただろうから、美味しいランチでも食べていてくれているといいな~と思った。
生きたいと思っても生きていけなかったり、死にたいと思っても死にきれなかったり、人生って色んな喜怒哀楽がありますね。
今年はこんな感じだったけれど、来年もきっとまだ続くと思うけれど、皆で乗り越えて、助け合って、いきましょうね。
読んでくださってありがとうございました
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