【 懐かしい一冊 】篠田節子 『弥勒』
物書き仕事を一緒に何度かさせて頂いている、藤原さんがアップしていた篠田先生の作品『弥勒』
わたくしが手にしたのは講談社から発刊されたもので、確か北京大学留学中に連れていったお気に入りの作品のひとつ。
いやあ、藤原さんの投稿で色々当時のことを思い出していましたね、22歳か23歳あたりでしょうか。
久々にみたら集英社文庫からも
『救い』をテーマに書かれた長編で、数行なのに膨大で過密な情報量が描かれている、相当綿密に取材をしないとこの描写は書けないよなと圧倒されました。
さらにそれをスラスラと読ませるのがプロ、凄い小説家。
久々に読み返したくなりましたね
ちょうど、敦煌・莫高窟に行った時期でもあるので、人は『救い』に何を求め、どうバランスがとれなくなり、またバランスを見いだすのか、素晴らしい作品です
今読むにはいいタイミング
人は何に救いを求めるのか、より、『救い』に何を求める(きた)のか、がわたくしの研究分野でもあります。
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