女神の鏡詔 (メガミノケイショウ)
毎週日曜日更新で世界の女神様や神様を私のちょっとした
知識と小話そして日本神話の女神との絡み・対比・共通などの
リーディングタロットや女神オラクルカード等からのYUHANなりの
関連性などを連載していく企画です
月末月始は仕事が多忙のため、たまに更新してませんが、
必ずあいたらやっております
この世界には沢山の神話や伝説がありますが、案外西洋と東洋
での共通したメッセージや神話や人物像が沢山ございます。
ただ単にその女神の逸話やリーディングの紹介だけではツマラナイので、
その中でも私は女性性を高める動きをずっとしてきていますため、
女神に特化して始めていきたいと思います
皆様にとって女神様たちと共鳴・共調・共通してゆく部分が読んでいくうちに
見出せたら、己の魂と重ね合わせてみても楽しいかもですね
本日の女神様はこちら
ペルシア帝国 太陽神ミトラ (mitra)
実は私、前世はペルシア人のときもあったはずと
思い込んでいるぐらいペルシア好き!
個人的にメモリーが潜在意識にあるのです
西洋と東洋の中枢や混合した、トルコやギリシャなどもとっても
大好きです、そんな今日は太陽神ミトラをピックアップ
キリスト教の前に繁栄したミトラス教信仰における神でもあり、
そしてペルシア起源であり、シリアやメソポタミアのほうまで広がり、
ゾロアスター教のミスラ信仰の流れと同様であることは有名でしょう
抱えているのは、馬にみえるかもですが、牛です
沖縄や奄美では牛は神様に近い信仰があり、どこかの一部の国でもこの
牛神信仰はまだ今でもありますね
牛は、お乳もとれますし、お肉もいただけますし、家畜としても
人の生活の中で大切な役割を果たします。そういう意味でも豊穣の恵みの
神としても牛神信仰は納得がいきます。
皆様、12月25日は、キリストの誕生日と思ってますか?
実は12月25日はミトラスの祭儀日であり復活されるという冬至の
流れから、ミトラス教VSキリスト教のときにキリスト教が最後勝利し
唯一残った習慣日になったのがクリスマスです
つまり、キリスト教のクリスマスの原型=ミトラス教なのです
ミトラは、司法神であり、光明神であり、闇を打ち払う戦士・軍神であり、
牧畜の守護神でもあるようです シンプルに太陽神だけではないという
ことがわかりますね
イスラム系の寺院(モスク)が私はとっても大好物でして、ロシアの
クレムリン等も大好きなのですが、アラベスク模様などに物凄い
懐かしさを覚えるのです
善悪二元論のゾロアスター教、今は結構衰退しましたが、まさに
天使と悪魔の極端な二元論信仰でもあります
私はわかりやすくて結構すきなのですがダークな部分も色濃くあり
ペルシア=今のイランなのですが、ご存知のようにまだまだ混乱や
争いが絶えず、あそこの土地の流れは気としてもまだまだ大きな
課題がありそうです
日本で言うと、奈良の土地に残っている怒りや男性性のエネルギー
というものが共通として私のリーディングでは感じます
ミトラ神は、男性という象徴で描かれますが、実は私の勝手な
リーディングでは中性的であり、むしろ女性よりじゃないかという流れで
女神の鏡詔に入れてしまいましたの
千の耳と万の目を持ち、あらゆる事を見、あらゆることを聞いていて
すべてに精通。広大な牧地を持ち、創造主アフラ・マズダがハラー山に
建設した輝く宮殿に住む。
そこは光に満ちて暗闇というものがなく、寒さつのる風も熱風も
吹くことがなかった。病気も災厄もここにはなかった。
時がくるとミトラは太陽に先駆けて駿馬のごとく昇り行き、
ハラー山の頂にその身を現した。
そこから慈愛の眼をもってアーリアの民族すべての地を見回した。
すべての地、すべての国に光りと支配を授ける「契約」を破り欺く者には
激怒した。もしそうした者が現れた時にはどの村どの町であろうと
容赦なく滅ぼした。
すべてを知るミトラ神はすべてのヤザタの神々の中でももっとも強く
勇敢で勝利をもたらす神であった。また死後の審判においても人々を
裁く裁判役となり、その人の死後の行く末を裁くのであった。
こう言った書見がございますが、この神はとても正義に満ちた神であり、
JUSTICEという名のもとに、素晴らしい意味をペルシアやゾロアスター教に
流れをもたせ、また惨たらしい意味をも持たせ、正義であれば何でもしても
良いと男性性の強いエネルギーが暴発していた時代もあったのだと
私はリーディングから感じています
世界最古の一神教といわれるゾロアスター教
密教系統として、日本にもしここらへんの流れが伝来していると
したら、ユダヤの影響と密教の影響も含めると・・・・・
出雲系統
が一番リーディングしていてしっくりきます。
スサノオの役割は、
表面では正義とヤマタノオロチ退治
裏面では怒りと利己的な争いの引き金
というのがございます、古い古いスサノオのエネルギーの奥底には
活力となるエネルギーは怒りだったり利己的な正義感から来るものが
強くございます。
これは私のひとつのリーディング、そしてもう一つは弥勒信仰の部分
2013年以降はミロクの世
という云われがありますが、古い上生信仰・下生信仰ではなく、
もっともっと新しい、369の世 だとリーディングしております
沖縄では、ミルク神としての信仰もございますよね
ミトラ=ミロクといういわれがあるのも事実ですが、結局のところですね
宗教学というのは学べは学ぶほど全て繋がっているのですよ
つまり・・・
神の世も仏の世もパラレルワールドであり、上下生死の信仰は
もう今の次元では越えていかないといけない時代に入っている
ということだと私はリーディングしています
ゾロアスター教=ミトラ教=ユダヤ教=キリスト教
現在のキリスト教では、この要素が実は色々調べていくと入っています。
良いとこどり?
こういった寺院、モスクが大好きです
ミトラをリーディングする中で出てくるキーワード・・・
牛、鳥
剣、戦い
岩、石、火、太陽
3、6、9
正義、怒り
天使、悪魔
イルミナティ
裏六ぼう星、表五ぼう星(出雲)
単体での大きな数字は7
密教
弥勒菩薩
スサノオ
メタトロン
拝火教
私ですね、実はこれらのアラベスク模様大好きなのです
大好きで、よく自分でも書いてます
タロットの大アルカナにあります7番目のカード、
戦車 THE CHARIOT
がしっくりきました
実は、戦車の彼がひいている2つのスフィンクスは、二元的要素を
現しています、ゾロアスター教では善悪の二元性において信仰の
流れです
男と女、陰と陽、善と悪などを意味していますね。
弥勒菩薩の、上生信仰、下生信仰の古い二元性の影響もあり、
戦車がぴったりではないでしょうか
でもこのカードはその二元性の統合を意味していますので、
これからの時代の象徴でもあると感じています
背景もエジプト風味ではありますが、ペルシアの流れも私は
感じています。
タロット自体の起源も、バビロニア、ペルシア、エジプト、ギリシア
辺りの流れは押さえておくべきなので、ここらへんの世界の歴史や
宗教学というのを学んでおくとリーディングの流れも大きい視野で
捉えることができるかもしれませんね
戦車のカードがでた場合、これも状況によりますが・・・
衝動的、前進、勢い、成功を勝ち得る、獲得、誇り、名誉、
理性と本能のコントロール、主体性と協調性のコントロールなど
どんな状況下にあろうとも、共通して考えられるのは
しっかりと見極める行動力ということを意味していると感じます
太陽神ミトラ単体の数字は7でもあるので、ぴったりとくるんじゃ
ないかなと
では、最後に、ゆうはんなりのミトラからのリーディングメッセージ・・・
二元性の中から生まれる神と人
二元性の中から死にゆく神と人
地獄と天国、悪魔と天使、戦争と平和
我々は何を選んだらエゴではないのか
どこからどこまでがエゴという主体性なのか
協調性というのはどこからどこまでの協調なのか
二元性の矛盾する対立の上に成り立つ
正義と悪意、悪戯と勝利
どの矛盾の結果にも、エゴはつきまとう
YUHAN拝