こんにちは。小学生の不登校専門カウンセラー
先日、金沢で対面の子どものこころのコーチング講座1日目を実施しました。
1ヵ月ごとなので間隔はゆっくりなんですが、翌日にご感想をメールで送ってくださいました。
なんと、輪島から来てくださった受講生さん!!
1時間以上かけて来てくださって、ありがとうございます。
嬉しいなぁ。
ご感想の掲載許可をいただいたのでご紹介しますね。
こちらこそありがとうございました!
アットホームにできて嬉しい楽しい時間でした。
親が怒るパターンと、聞くパターンを実際にワークでやるんです。
受講生さん同士で親役、子ども役それぞれ両方やってみて、その時に感じたことをシェアし合います。
そうそう、受講生さんのようにこのワークで子ども役をやった方から、
「楽しかった!」
という声ってよく聞かれるんですよ!
私も初めてやった時、そうでした。
どんどんヤダ―――って言いたくなった(笑)
普段はお母さんとして、何とか子どもに帰ってもらおうとあの手この手を考える。
言うことを聞いてくれなくてイライラしてくる。
「じゃあお母さんもうしらーん」
と置いてきぼりにする風に見せかけて追いかけてくるのを待ったり、もよくしました。
ヤダ!
って言われたら
何を―!?
ってヒートアップして無理矢理連れて帰りたくなったりしますよね。
でね、講座では子どもの立場になってこれ見よがしに言いたい放題ぐずってみるんです。
「ヤーダーヤーダー!お母さんが帰ればー」
「ブランコしてから―滑り台してからー」
「帰りたくない!もっと遊ぶ!」
大人になったらダイレクトに言う機会なかなかないし、ワ―――っと言っただけでスッキリします。
子どもの立場になってみると、売り言葉に買い言葉となっていることにも気づいたりしますよ。
そして他にも気づくことがあります。
子どもはお母さんを困らせるつもりで言っていない。
子どもだって絶対に帰らないわけじゃない。
大人だって、あー夕飯作りたくないなぁって愚痴りたくなるときあっても、作らないわけじゃない。
言いたいだけって時もあるはずよね。
子どもも一緒。
作るつもりなのに、
「何いってんの!作ってよ」
って言われたらもっとやる気が萎えますよね…
子どものぐずりは大人の愚痴と同じ。
子どもが言った言葉を、そのまま
「帰りたくないんだね」
と一旦受け止めたり、
「楽しかったもんね」
と共感したり、
「まだ遊びたいんだね」
と代弁したりしながら聞く。
そのあとで「帰るよ」とこちらのスタンスを伝える。
この「帰るよ」も語尾は?になったり上がったり強めたりせず、誘導の帰るよではなく、お母さんは帰りますという意思表示なだけ。
言い方にも特徴があるんですね。コツがいります。
講座では練習してみますよ。
そうすることで子ども自身、自分で自分の気持ちに折り合いをつけられるようになっていきますからね。
それを助けるのが「聞く」です。
ちなみにお母さん自身も、
「聞くことで自分もヒートアップしない、落ち着いて聞ける」
ともよく言われますよ。
これが体感できるのが子どものこころのコーチング講座です。
ヤダヤダ―――が楽しいあなたは小さい頃から自分を抑えていい子にしてた人ではありませんか?
「聞く」パターンと怒るパターン
どれが正解という風にはお伝えしていません。
ワークで体験してみると、文で知識を得るより断然体に刻まれます。
もちろん、怒る時もあっていい。それも自分にとって大事な価値観だったりするから。
強制連行だって、必要な時もある。
大事なのはそのいろいろある選択肢からママが自分で選ぶこと。選択権を持つことです。
今持っている選択肢の中に「聞く」ことも入れて、子どもとの信頼関係の土台をつくっていきませんか?
次回、2日目は怒りを通して自分の心の声を聴くをやっていきます。
この講座のメインです。
とっても楽しみっ粛々と準備しまーす!!
オンラインでもこの講座、受けられます。
日程のリクエストなども受けられますのでご希望の方はぜひお問い合わせよりどうぞ。
(お問い合わせの文字クリックでリンクに飛びます)
次回、対面は11/5、26、12/17で子どものこころのコーチング講座をやろうと思います!
募集は近々かけますね。
ぜひ気になってる方、いらしてくださいね。お待ちしております。
小学生の不登校専門カウンセラー、薮内(やぶうち)ゆかり