患者さんに喜んでもらった話:看護実習 | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。

 
昨日は新居で初めてのひなまつり
 
実父母におねだりして
私のお古ではなく
娘には新しく買ってもらうことになりました
 
欲しいのがあるから来年になってもいいんだ~。
 
 
ゆかりん こと 薮内(やぶうち)ゆかりです。
 
 
元小児科ナース、
子どものこころのコーチング協会
インストラクターをしております。
 
ゆかりんってこんな人(自己紹介)
 

 

 

ナースの卵

 

たーまにはナース時代のこともかこっかな。

 

 

最近ただのおふざけが過ぎる人だと

思われているかもしれませんが、

実はナースなんだぞ‼️

 

 

えっへん。ってちょっと自慢してみる(笑)

言ってみたかっただけー笑い泣き

 

 

 

ペーパードライバーならぬ

ペーパーナースです(笑)

 

これ、おもしろい!作っちゃったニヒヒ

 

 

 

看護師免許だけ持ってる人→ペーパーナース

 

 

え、もう誰かいってる?

(って調べたらもうそう言ってる人いたー笑い泣き

 

 

では、茶番はこれくらいにして、

思い出話にお付き合いください。

 

 

 

看護大学の実習(糖尿病)

 

守秘義務があるので

細かくは話せないんだけども。

 

 

看護大学時代の初めての実習で

受け持たせていただいた患者さんの話。

 

 

 

もうね、16年以上も前になるからうろ覚え笑い泣き盛ってるかもてへぺろ

 

 

 

糖尿病(Ⅱ型)での入院患者で

 

 

働き盛り世代の男性、Aさん

 

 

奥様もよく面会にこられてました。

 

 

まだまだヒヨコにもなれてない

ナースの卵の私は、

 

 

糖尿病について学ぶのが精一杯。

 

 

検査の値も

一旦持ち帰って調べてこないと分からなくてちんぷんかんぷん。

 

 

ただただ、患者さんと世間話をしたり、

どんな生活をしていて、

糖尿病についてどう感じていらっしゃるか、

きくしかなかった。

 

 

なんせナースの卵だから

ほんと気のきいたこともいえないしねー滝汗

自分のことなんかもよく話したなー。

 

 

 

 

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、

 

糖尿病って悪化すると

 

 

目が見えなくなったり

足が腐って(壊死)切断しなきゃいけなくなったり

感染症になりやすくなったり

ラジバンダリ 

(分かりやすく表現しております)

 

 

様々な合併症にかかりやすくなるわけです。

 

 

 

知識を知っているとその先の怖いことばっかり想像する。

でもコントロールできていれば大丈夫よ、って言われる。

 

 

で、食事の管理って大事になるわけです。

 

 

生活習慣を変えるって、これまでの習慣がどうしてもあるから難しいんだよね。

 

 

実際家で生活してるとさ、

何か不都合が起こらない限り病気って見えにくいじゃない。

 

 

心(考え方)の癖もそう。

これまでの習慣がどうしてもあるからね。

 

 

家だと病院にいて

管理されてる訳じゃないから

コッソリ食べたりもできるし(笑)

 

 

入院では血糖コントロールできるようにと退院目標は決まってて。

 

 

卵の私でもやれることといったら…

 

スタンダードな

正しい知識を教えるための冊子を作る

 

合併症の怖さを知ってもらう 

 

 

という選択もできたんだけど…

面白味がないし、嫌だったんだよね←

それ渡して自分は満足でも、楽しくないなーって思った

 

 

そういうのは嫌ほど指導されてるだろうし。 

 

 

 

大好きな果物

 

私はAさんとの好きな食べ物の話で、

 

 

「どうしても食べたくなる」

 

「果物が大好きなんだ」

 

 

とおっしゃっていたのが忘れられなかった。

 

果物が大好きでどうしても食べ過ぎてしまうというAさん。

 

 

果物にも果糖といって

糖がガッツリ含まれてるんですよね。

体に良くても食べ過ぎは糖の取りすぎになる。

 

 

しかも果物によってもカロリー量が違う。

 

 

好きな人なら

みかん3個とかこたつに入って食べたりするでしょ?

 

うちの娘もバナナ1本にみかんに…ってどんだけ食うんだよ!ってなる。

 

 

果物好きなAさんは、

「果物を食べるのをやめなきゃなー」

っておっしゃってたんです。

 

 

 

で、これだ‼️

 

 

 

と思って

 

 

果物の種類と

その1単位の量を書いた冊子

 

 

を作ってプレゼントしました。

 

 

 

絵とカロリー量を書いて、

(糖尿病では1単位=80キロカロリーで計算します)

 

 

 

みかんなら何個で1単位になりますよー

 

りんごなら何分の何個で1単位になりますよー

 

 

この果物ならいっぱい(何個)食べれますよー

 

 

みたいな説明もしたかな(笑)

 

 

 

 

それを見て、食べたい果物も食べつつ

血糖のコントロールをしていってくださいね。

 

 

とお渡ししましたら。

 

 

 

ものすごぉーーーーく喜んでくださってねびっくり

 

 

 

感激してくれて、嬉しかったのを覚えています。

 

 

 

退院のとき、

 

住所を教えてほしい(手紙を出したいとかまた経過を伝えるのに会いたい)とおっしゃってくださったんだけど、

 

そこは実習生という立場でもあり

 

丁重にお断りさせていただきました。

(何度も言われたのでコソッと言っちゃおうかとも思った)

 

 

 

 

お役に立てたのがほんとに嬉しくてね。

 

というか私も作ってて楽しかったのよね。

 

 

Aさんにとっても、

果物が好きでという話を私が聞いてくれたこと、それに対するものを作ってくれたこと。

 

嬉しかったんじゃないかなって

振り返って想像だけど思いますね。

 

 

 

 

 

帰ったら果物食べられない…と残念そうにされてたり、こっそり食べちゃおうかと冗談でおっしゃってたAさん

 

 

ダメですよーともいいですよーとも言えず、

 

 

「そうなんですかー。果物が大好きなんですね(何て言ってあげたらいいのだろう)」

 

 

とその時は気のきいたこと言えない自分に

無力感を感じながらいたんだけど…

 

 

今思うとそれが良かったのかもしれないなー。

 

 

 

会話の中から、

果物が大好きでどうにかして食べたいと思っているAさん

 

 

それを聞けたのは、余計な口出しをしなかったこと、

私が正論を振りかざすナースの卵

じゃなかったからなんだろうなと今では思う。

 

 

 

脅しのような怖がらせる冊子より

(合併症について知ることはもちろん大事だよ)

 

 

 

退院後にも楽しみができること、

血糖コントロールできるように冊子をお渡しできたのは

すごく良かったと今でも思う

 

 

退院されるとき、すごく希望に満ちた顔で

 

「冊子使わせてもらうよ、ありがとう。

 楽しみだ」

 

って言ってくださったのが忘れられない。

 

 

ほんとめっちゃ喜んでくれてたのだけはすっごく覚えてる。

私もちゃんとナースになれるかも!

なんて希望に満ちたっけなぁ(笑)

 

 

 

活かされている

 

会話の中から相手の話をきいて

何を欲していて何が気になっていて、

それに対してできることを考える

 

 

正論も大事だとは思うけど

その人にとってのやり方で、

退院後の生活ができるって大切だよね。

 

 

今のコーチング講座とか

相談をやっていこうと思っている私にとっていろいろとリンクすることばかり。

 

 

思い出してて気づいたんだ。

 

 

 

 

その人を見る

 

 

 

 

 

看護でもコーチングでも

もちろん子育てでも。

 

 

 

一人一人違う

 

 

 

根本的だけど

 

大事なことだよねと

思い出させてくれたエピソードでした。

 

 

 

あーーー耳がいたーーーい(笑)

 

 

子育て生活の今

こういう経験を思い出すとこれまた

違った風が吹いておもしろいね。

 

 

守秘義務あるので、細かくは言えませんがね。

 

思い出して気づいたことがあったら

また書きたいと思いまーす。

 

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