​ドラッグストアへ行くと必ずといっていいほど睡眠サプリコーナーがあります。
睡眠に困っている人が多い証拠です。
私もその一人なのです。

配合されている成分を見ると、いくつか気になるものがあります。
ややこしい薬は避けたいので、普通に摂取している食材が希望です。
そのうちの1つがグリシン

アミノ酸の1種です。最も単純な分子構造のアミノ酸です。
タンパク質の1種であるコラーゲンを構成する主要なアミノ酸だそうです。

グリシンを摂ると、入眠時間の短縮、睡眠の質の向上などが期待できるそうなのですが、薬ではないため効かない場合も多いのでしょう。
ちなみに、ネット通販で探せば、1kg入りでいくらといった袋売りされています。

グリシンと一緒に摂ることで睡眠の質が良くなるかもしれない食材がいくつかあるようです。

マグネシウムは、リラックス効果を促進します。
グリシンの作用を補完し、より深い睡眠を促す可能性があります。
ナッツ類に多く含まれます。

L-テアニンは、緑茶に含まれるアミノ酸で、リラックス効果があります。
グリシンとの相乗効果で、入眠時間が短くなったり、睡眠の質が良くなったりするかもしれないようです。

メラトニンは、体内で自然に分泌される睡眠ホルモンです。
グリシンとの併用で、睡眠-覚醒という繰り返しのサイクルが調整されるかもしれません。

GABA(ガンマアミノ酪酸)は、リラックス効果があります。
グリシンとの組み合わせで、睡眠改善が期待できます。


ところで、自分自身試したことはないのですが、ヘンプシードエキス(大麻種子エキス)というものがあります。
某有名飲料メーカーのチルアウトという飲料に入っています。
自動販売機でやや高めの値段で販売されているのを見かけます。
いわば、エナジードリンクの真逆の効果といいますか。

ヘンプ(大麻)の種子から抽出されたもので、抗炎症作用など、さまざまな有効な効果があるといわれています。

麻由来の成分であるため、ちょっとドキっとしますが、違法ではありません。
薬と毒が隣り合わせといわれているように、麻からとれるエキスですが、習慣性のある危ない成分はないようです。
もし違法なら、とっくに自動販売機からなくなっています。

個人的には、以下の2つのお茶が効いています。


1つ目は、クワンソウ茶
クワンソウ茶は、中国や台湾などで使用されるハーブティーで、さまざまな健康効果があるといわれています。
眠り草ともいわれるとか。

クワンソウ茶は、リラックス効果があるとされ、神経系の健康をサポートし、ストレスや不安を軽減するのに役立つ場合があります。
ネット通販で探すと、沖縄産のクワンソウ茶が挙がってきます。
頭が興奮してしまった夜に飲むようにしています。


2つ目は、ラフマ茶
ラフマ茶は、羅布麻(らふま)という植物から作られます。
これも「麻」系なのでしょうか。

ラフマ茶にはリラックス効果があり、ストレスや緊張を和らげるのに役立つとされています。心を落ち着け、リラックスした状態に導きます。
デスクワークで頭が興奮してしまった夜に飲むと、リラックス状態へ導いてくれる実感があります。

個人差があるので、参考程度にしてくださいね。

そのほか、調べた範囲でよく目にするハーブは以下の通りです。
カモミール(Chamomile):
ラベンダー(Lavender):
バレリアン(Valerian):
セントジョンズワート(St. John's Wort):
レモンバーム(Lemon Balm):
ホップ(Hops):
イチョウ葉(Ginkgo Biloba):
コリアンダー(Coriander):

さらに、最近よく目にするアルコールを含まないビールテイスト飲料。
アルコールがないのだから眠りに関係ないと思い込んでいました。

しかし、飲んでみると酔っぱらったような感覚があります。
これは、きっとホップのせいではないかと予想します。
国から発表があったように、アルコールはできれば摂らない方がよろしいようです。

ビールテイスト飲料のうち、ホップが入った製品を選んで、酔っぱらった気分になる健康法もあり、なのかもしれません。