本日は高槻市立富田小学校に、出前授業へ行って来ました。

対象は前回と同じく1年生です。


将棋のまち高槻市は去年から、市内全部の小学校1年生へ向けて、高槻産の将棋の駒を配っています。凄い力の入れようですね


今回は2回目ということもあり、私自身だいぶ慣れてきました。

人数は約30人くらい。

前回ははじめてなうえ、約70人と倍以上の人数でてんやわんやでした。今回はだいぶ落ち着いて出来ました🍵

授業時間は一コマ45分。


「将棋って知ってる?」

と聞くと、やったことある生徒さんが多くてびっくり。地域によってかなり差があります。




遊び将棋は『山崩し』をしようかと思っていたのですが、前回のリベンジで『まわり将棋』をやりました。

説明は黒板を使います。盤を書いて、金を書いて。前回の失敗を活かして、目で見える形で伝えると理解が早かったです。



まわり将棋を1ゲーム終えて、なんと20分も余った!


もっと遊び将棋をやっても良かったのですが、せっかくなので将棋らしいことをやりたい!


ということで、詰将棋をやることに。


かなり思い切った試みです。笑

果たして20分でどこまで理解できるのか驚き


生徒さん「まわり将棋おわった!次何やったらいい?」

私「んー、将棋やってみる?」

生徒さん「やるーーー!!!」


やる気100万点!笑


頭金の基本問題にチャレンジです。



覚える駒は3枚。王と金と歩。

黒板に動かし方を書きます。

「玉のまわりのどこに金を打ったら勝つでしょう?」

みんな真剣な表情で考えていました。


金を打つ場所を5択にして解答を聞いていく。

「ここ?」「違う」「ここ?」「違う」


を繰り返して、正解場所に来ると


「ここ?」「そこーーー!!!」


ほとんどみんな正解。

しかし数名は、違うとこで勇気を出して手を挙げてくれました。

そしてちょっと先生ぽいことを言いましたウインク


「失敗することも正解です。なぜなら間違いを知って次は正解することができるからです。」

「ほんとだー」


生徒さんたちすごく素直です照れ


見ていたら将棋をまったく知らなかった生徒さんも、動かし方を覚えつつ自力で正解にたどりついていました。子供の吸収力は素晴らしいキラキラ


ということで、今回は一コマ授業でも余裕があれば詰将棋ができるとわかりました。

大きな収穫ですりんご

このなかから数名でも、新たに将棋を覚えてくれる子供さんが増えてくれれば嬉しいですスター


ご協力いただいた学校の先生方、高槻市将棋のまち推進課様、ありがとうございました!