マップ② カミサマⅡ
子どもの頃からカミサマの存在が身近だったが、母の話しを聞くたびに、子どもながらに矛盾を感じたこともあった。
そんなに色々な事がわかって、そんなにすごい力があるのであれば、大金持ちになるのではないか。
勉強だって100点満点取り放題ではないか。
良い大学に入って、良い会社に努力なしで入れるのではないか。
自分の家族だってどんどん繁栄するのではないか。
悪いことなんて絶対に起きないのではないか。
だって、何でもわかるのだから。
成長するにつれて疑問は膨らみ、ある時、母にその事を尋ねた。
カミサマの力は利己的に使ってはいけない。特別な力は、自分の為に与えられるのではない。それをやってしまうと力を取り上げられてしまうだけでなく、大変なことになってしまう。見えない物と繋がるには、大変な修行をしている。なりたいからといって、誰にでも簡単になれるものではない。
と教えてもらった。
本物に教えてもらわないと良く無い方向に行ってしまう。
この世の中の、利己的なカミサマは、本物ではないことを知った。