凸凹息子の大学受験終了。 | 不器用息子の凸凹の色々日記。

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発達凸凹ありの、現在高3の息子の生活を中心のブログです。2歳〜ヤマハ音楽教室に通い、幼児科を経てその後は専門コースに進み、エレクトーン専攻でレッスンしていました。
 YEFには幼稚園年長から出場し、小6で地区ファイナル銀賞受賞しました。

明日、高校の卒業式を迎える我が家の凸凹息子ですが、大学受験終了です。


 うちは、発達凸凹でグレーゾーン…小学5年生で受診した大学病院の発達外来の先生いわく『できの良いスペクトラム』。

 幼稚園は厳し目の幼稚園でしたが問題無く卒園、他害も癇癪もない子でヤマハ音楽教室とヤマハ英語教室に通ってました。  

 小学校は普通に公立で普通級。

感覚過敏からの偏食、体軸バランスの悪さによる運動苦手で…苦労しながらも低学年は普通に過ごしてましたが…3年生位から周りとのトラブルに合いやすくなり、丁度来年度から通ってる学校に通級指導教室が出来るに辺り、四年生より通級指導教室に週1通う事に。

 相変わらず体育は壊滅的、中々良い担任に恵まれず苦労しつつも、通級指導教室でソーシャルスキルトレーニングを受ける事でなんとか、学校生活をおくる事が出来ました。

小学校時代って運動が出来ないと本当に厳しいんですよね、理不尽な目に合う事も多かったし、得意な音楽もピアノ伴奏をどうしてもやりたい女子に妬まれたり等…面倒な事も多かったですが、学校以外に打ち込めるエレクトーンがあった事でバランスが取れてて良かったのかなと思います。

 中学は普通に地元の公立に進学しましたが、本当に最悪….。

先生方がすこぶる最悪でして、一応大学病院の診断書も提出しましたが、読まずにそのまま放置で無くされる始末…。

部活の顧問も何度も変わり、挙句の果てには音楽教師不在って時期もあったり…。

勉強も親身になって指導してくれる訳じゃなく…塾へ行って下さいって感じで…良い事は一つもありませんでした。

結局!要領の良い女子が上手く立ち回り…内申稼ぎに精を出してて、生徒会やら合唱祭のピアノ伴奏、実行委員長を総なめ。

内申贔屓あるし…不登校の子も多数いるも放置で、あげくコロナ禍になり…楽しい事も一切ない中学時代でした。とにかく…先生が酷い…スポーツ万能が1番、次に要領の良い女子、のんびり女子や普通の男子は論外って感じで、男子はみんな内申悪く苦労してました。

内申も体育と美術は嫌がらせか?と思えるくらい低くかったです。



発達凸凹ゆえの、得意な事はめちゃくちゃ出来るが苦手な事は壊滅的なのが気に入らない教師が多くあり得ない言動や担任の行動に何度怒りを覚えたか分かりません。

あげくコロナ禍真っ最中の高校入試に当たり…『学校側も初めての事で、分からないので…親子でしっかり話し合い、親御さんがしっかり調べて、自己責任での受験でお願い致します』と前代未聞の進路説明会。

塾の保護者向け懇談会に参加して情報を集める日々。

 県必須の模試も中々開始されなくて…焦る日々でした。


 高校受験は得意、不得意の差が激しい為に公立総合学科志望。

 総合学科は数が少なく…通えるのが公立だったので公立高校必須に。

 無事に合格し、高校生になり吹奏楽部に入り…たくさんの先生に良くして頂き、充実した高校生活を送れたようです。

 得意な英語、パソコンで検定受験。

英検は2級、情報処理検定、文書処理検定は一級合格。ITパスポート合格。

等得意を生かす事ができました。

 やはり、得意を伸ばす事と理解のある教師がいる環境があることは最大のプラス要素だと思います。

大学受験は最初は音楽関係の仕事(音響関係等)を考えていて、音楽情報系の学部がある大学を考えていましたが、どこもイマイチな感じで…悩み…高2の終わりに…高校の情報教諭か公務員志望へと変わり…大学選びも変わりました。

 家から通える範囲に中々情報教諭の免許が取れる大学が少なくて…難航しましたが…先ずは英検2級取得で受験可能な大学の経済学部の総合型選抜をとりあえず受験するも、中級大学の為…残念な結果に終わり…、新たな受験大学(候補に上げていた大学)を急いで選び…受験しました。


 こちらも、総合型の資格利用で英検2級を利用しての受験でした。

結果は無事に合格🌸

こちらの大学は中級以下な事もあり、奨学生選抜(特待生)の試験も先月受けました。

国語、英語プラス選択科目で比較的得意な政治・経済を選択。



結果が今日出ましたが…。


なんと、授業料全額支給の奨学生に選ばれました🌸。


成績が下がらなければ、四年間授業料全額支給だそう💡


一流大学ではないし、学歴フィルターにかかる等色々言われてますが、教員か公務員志望だし…幸い資格取得や公務員試験、教員免許取得へのバックアップが手厚いし、障害がある生徒も学べる環境で手厚い大学なので、色々利用しながら好きな事を学び、更に資格を取得しつつ、四年間奨学生でいられるように…しっかり学べば良い訳で…。

やはり…発達凸凹っ子は無理せず得意を生かすのが良いんだなあと改めて実感しました。


 今は、まだまだ高偏差値の大学へ進めるのはバランス良く出来るタイプか?小さい頃からトップ大学を目指し小学校受験や中学受験してきた子たちが大半な訳で…普通から下や発達凸凹っ子は本当に厳しい状況に陥る大学受験です。   

幸い我が家は英検2級を取得してたので…英検利用で受験出来たので、英語は習わせて良かったです。


 音楽はコンクールでは目が出ませんでしたがヤマハで絶対音感とスコアリーディング、ソルフェージュ等を学んで得意な機械操作で、音楽関係の事務所の社長の目に止まり、音楽関係の事務所でアルバイトしています。

やりたかった、音響関係の仕事や動画編集、楽譜の浄書等をやっているようです。

発達凸凹の子の子育ては難しいですが、とにかく好きな事を見つけてあげて取り組めるようにバックアップしていくしかないのかな?と思います。


 



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