アオアシはアニメになります。

 

 

ようやく言えました…

 

 

去年の2月に決定の報を受けて、周りの人たちに早く伝えなくてはと思いましたが、正式発表できる1年後のこの5月28日まで言ってはいけないということでした。

 

 

僕は言うなと言われたら絶対言わない素晴らしい性格の持ち主なので、それからは口に饅頭を詰め込んだように慎ましく生きてきました。

 

 

饅頭が取れた。

 

 

良かった…

 

 

すでに脚本のチェックが終わって、キャラクターデザイン、声優さんのアフレコなども沢山届いてる段階です。

 

 

アニメは漫画より関わる人間の数が段違いで「これは凄いことが始まったんだな」といつも感じています。

 

 

アニメのアオアシは2022年に始まりますが、漫画アオアシは、2014年に始まりました。

 

 

 

連載第1話のネーム。

 

 

荻野さま今野さまって、この時は担当氏にも他人行儀やったですね。知り合って間もないから。荻野さんが企画を立ち上げた副編集長で、今野さんが例の担当Kのこと。今ではときどき今野くんて言いますね。

 

 

東京に行けてません、というのは僕が東京に行けていませんすみませんと、まるでこの2人に上京を促されているように見えますが僕のことでなくアシトのことです。第1話でアシトを東京に連れて行く打ち合わせの内容やったんですかね。

 

 

アオアシは、「この作品が売れなかったら、漫画家としてはもう厳しいだろう」

という思いで描き始めました。

 

 

毎話18ページ、話を紡いで目の前の原稿を描くことだけやってきました。

 

 

プロの漫画家になりたかった自分と、プロサッカー選手になりたい子の気持ちを重ね、その気持ちがどれだけ大事かを描いてきました。

 

 

もう6年。そのあいだ、アシトを描かなければ出会わなかった人達にたくさん会えて、たくさん話せて、とても楽しかったです。

 

 

取材がとにかく好きで、楽しかった。

 

 

この作品のおかげです。

 

 

それだけでも十分だったけれど、まだ良いことはあるんですね。

 

 

アニメになることで、また新しいプロフェッショナルの方々に会えるのかなと。

 

 

それが1番楽しみです。

 

 

春からはみなさんと一緒に、僕もアニメを楽しもうと思います!