第2回:パレットを“横に”きれいに並べる
前回に続き、現場で本当に使える技術をご紹介します。
今回は、「パレットを横にきれいに並べる」技術です。
この作業も、フォークリフト作業において基本中の基本。
しかし「きれいに・安全に・正確に」行うには、意識と技術が必要です。
なぜ“横に揃える”ことが重要なのか?
パレットを横に並べる場面は多くあります。
特に4本爪フォークリフトを使う現場では、
2枚のパレットが“完全に平行”でなければ、カウンターフォークの人が直す時間がかかります。
整っていないパレットは、ツメがうまく入らず、商品が傾く原因になります。
結果として、破損・荷崩れ・事故につながります。
■ 実践ステップ
①まずはAのパレットを基準にします。
次に、Bのパレットを“左側”に配置して並べましょう。
※ここが大事なポイントです。
右側は運転席から確認しやすいのです。
左側は視界が悪いので初心者には難易度が高く、無理をすると事故のリスクが高まります。
だからこそ、まずは“左側”での配置に慣れることが第一歩。
最初から完璧を目指す必要はありません。
「難しいことを難しいと知ること」も、安全作業の第一歩です。
②高さを調節しながら、Aのパレットの側面に
「擦るように」Bのパレットを軽く当てるイメージで並べていきます。
ここでのポイントは、力を入れすぎないこと。
ほんの少し、パレットの面同士が触れる程度で十分です。
③仮に少しズレていても、
Aのパレットに沿って微調整すれば、自然とまっすぐになります。
慣れてくれば、ピタリと横並びにできる感覚が身につきます。
それは練習でしか身につきません。
④この並べ方を身につけることで、
ダブルフォークでの作業効率が上がります。
4本爪フォークやダブルパレットハンドラーは、
一度に2枚のパレットを運べるため、効率化の要となる機械です。
ただし、ぴったりに並べられていないと直す手間がかかり面倒になります。
だからこそ、パレットを横にきれいに並べる技術は、
「現場で信頼されるオペレーター」になるための必須スキルなのです。
「安全」「効率」「チームワーク」
すべてはこの基本から始まる。
私たちの訓練では、こうした“基本だけど重要”な技術を
本物の環境で、何度も練習できます。
実際に使われているサイズ・重さのパレットや資材を使っているからこそ、
現場に出たその日から使えるスキルが身につきます。
ミスを恐れず、たくさん挑戦してください。
“失敗からしか学べない技術”が、ここにはあります。
