教習所では教えてくれない実用的な訓練④ | フォークリフトプロフェッショナルスクール みずおち

フォークリフトプロフェッショナルスクール みずおち

フォークリフトの実技訓練校の開校に向けて軌跡を綴っていきます

第2回:パレットを“横に”きれいに並べる

前回に続き、現場で本当に使える技術をご紹介します。
今回は、「パレットを横にきれいに並べる」技術です。

この作業も、フォークリフト作業において基本中の基本。
しかし「きれいに・安全に・正確に」行うには、意識と技術が必要です。


なぜ“横に揃える”ことが重要なのか?

パレットを横に並べる場面は多くあります。
特に4本爪フォークリフトを使う現場では、
2枚のパレットが“完全に平行”でなければ、カウンターフォークの人が直す時間がかかります。

整っていないパレットは、ツメがうまく入らず、商品が傾く原因になります。
結果として、破損・荷崩れ・事故につながります。


■ 実践ステップ

①まずはAのパレットを基準にします。

次に、Bのパレットを“左側”に配置して並べましょう。

※ここが大事なポイントです。
右側は運転席から確認しやすいのです。

 

左側は視界が悪いので初心者には難易度が高く、無理をすると事故のリスクが高まります。

だからこそ、まずは“左側”での配置に慣れることが第一歩。
最初から完璧を目指す必要はありません。
「難しいことを難しいと知ること」も、安全作業の第一歩です。


②高さを調節しながら、Aのパレットの側面に

「擦るように」Bのパレットを軽く当てるイメージで並べていきます。

ここでのポイントは、力を入れすぎないこと。
ほんの少し、パレットの面同士が触れる程度で十分です。


③仮に少しズレていても、

Aのパレットに沿って微調整すれば、自然とまっすぐになります。

慣れてくれば、ピタリと横並びにできる感覚が身につきます。
それは練習でしか身につきません。


④この並べ方を身につけることで、

ダブルフォークでの作業効率が上がります。

4本爪フォークやダブルパレットハンドラーは、
一度に2枚のパレットを運べるため、効率化の要となる機械です。
ただし、ぴったりに並べられていないと直す手間がかかり面倒になります。

だからこそ、パレットを横にきれいに並べる技術は、
「現場で信頼されるオペレーター」になるための必須スキルなのです。


「安全」「効率」「チームワーク」

すべてはこの基本から始まる。

私たちの訓練では、こうした“基本だけど重要”な技術を
本物の環境で、何度も練習できます。

実際に使われているサイズ・重さのパレットや資材を使っているからこそ、
現場に出たその日から使えるスキルが身につきます。

ミスを恐れず、たくさん挑戦してください。
“失敗からしか学べない技術”が、ここにはあります。