前回に引き続き旋回ですが、
今回は後ろにパーテーションを付けます。
前輪が円に入っていればぶつかりませんが、
はみ出すとパーテーションにぶつかります。
ゆっくりなら当たらないですが、
パーテーションにぶつけて良いので速く旋回します。
前回は前輪に注意していたと思いますが、今回は後ろにも注意しないといけません。
周りに注意しながら運転する事が実務では必要になります。
今回覚えて欲しい事は2つです。
パーテーションにぶつかりそうになったら止まる事。
まずは一旦、止まる事を体に覚えさせます。
逆にレバーを動かしたり、ハンドルを回すと余計にひどくなったり、
パニックになったりします。
そして、当たりそうになっても手を出さない事です。
パーテーションは当たっても動くから大丈夫ですが、
実際の棚や柱、壁は動きません。
教習に使用するフォークリフトは最大荷重が1tです。
車両自体は2tあります。
1tを持ち上げるためには2t無いと倒れてしまうからです。
2tの車両を手で止める事は不可能です。
壁に当たりそうになった時、反射的に手が出てしまうと骨折します。
当たる、当たりそうになるときの訓練です。