公庫の融資の結果は2週間から3週間ぐらいかかります。
結構ドキドキします。
審査が通過しなかった場合、うすっぺらい封筒が届きます。
かなりガッカリしてしまうかもしれません。
でも、融資は公庫だけではありませんので、諦めないで大丈夫です。
創業融資は公庫以外にも、銀行や信用金庫で申請する保証協会があります。
保証協会は銀行(又は信用金庫)から融資を受ける際に、
保証人的な役割をしてくれるものです。
基本的には保証人も、担保も必要ないことになっていますので、
保証人が無くても申請することが出来ます。
自己資金が無くても、保証人がいなくても、創業融資が通る方もいます。
公庫に比べると格段に審査が通りやすいのが保証協会です。
保証協会の場合、重要なのは、銀行や信用金庫の担当者次第で大きく変わります。
公庫は、どうしても市役所仕事と言いますか、
相談をする担当者が「どうにかして融資したい」という気持ちにはなりません。
銀行や信用金庫さんは、融資が通ることで銀行(信用金庫)自体にも、
営業さん的にも成果として出るのでやる気があるんですね。
そこで、銀行に行くなら一番大きな都市銀行に行くのがいいのか。
というと、そうではありません。
大きな都市銀は、融資を受けるにしても大きな会社でスケールが違う取引ばかりしていますので、
個人が受ける融資金額の300や500程度は興味が無い。
という方が多かったです。
その点は地方の都市銀や、街の信用金庫の担当さんのほうが丁寧で親切です。
公庫の場合、書類が不足していたり、事業計画書が甘かったりすると、
一発で審査に落ちてしまいますが、
銀行や信用金庫では、担当さんが親身になって対応してくれるので、
書類だけで一発落ちは少なくなります。
どこの銀行や信用金庫でも、審査する保証協会は一緒なのですが、
担当して頂く人によって大きく違います。
給料の振込先で定期貯金をしていても、都市銀行のヤル気ない人にお願いするより、
口座を作った事もない信用金庫さんの方が、積極的だったりします。
信用金庫さんに行くとして、
最初の面接の時、なぜ、当行で申し込みしようと思ったのですか?
と必ず聞かれます。
そこで、一番通りやすいから。
と思っても言っちゃだめですよ。^_^
あと、公庫は行かなかったのですか?
と聞かれます。
例え落ちたとしても、行ってないといいましょう。